見出し画像

歌舞伎 in English

日本でも歌舞伎を観たことないのに、英語で歌舞伎なんて…  最後まで起きていられるか不安だったけど、行ってきました。楽しめました!

ポートランド州立大学の学生による歌舞伎。
練習時間、わずか7週間とのこと。それにもかかわらず、日本的な立ち居振る舞い、日本語でのセリフなど完璧。日本語で般若心経を大きな声で唱えるシーンなんて、鳥肌もの!最後はあの世とこの世を繋ぐようなシーンもあり、泣けました。(涙)… 

幼い子どもを遺して旅立つ母親が、天から来た天使の手を握ることを一瞬ためらい、もう一度、子どもたちを振り返り、子どもたちと見つめ合う。それから納得したかのように、天使の手を取り天へと飛び立つシーン…涙、涙でした。お琴の演奏もそのシーンを盛り上げます。

このパフォーマンスをまとめたのは、アメリカ人の教授。1685年の作品、「弘知法印御伝記」を英訳され、歌舞伎に仕立てたそうです。奥様は日本人。日本語も流暢で、小唄、舞踊、三味線など、とにかく日本の伝統芸能にとても精通された方のようです。

最後のスタンディングオベーション…
先生は、互い思いやり、みんなで作り上げた舞台だ、ということを強調。先生ご自身の情熱が、形になった舞台。すごい熱量を感じました。

場内のエネルギーが増幅する瞬間

NHK の取材班もいらしてました。

娘の友達は、馬の頭役(足しか出ない)で出演していましたが、いい仕事してましたよ!🐴



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?