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地域とつながる前に~コアがあった?!

日々出歩き、色々な集まりに参加し交流して、地元の人たちとのつながりの大切さを感じています。
先日は地域を笑顔にするため活動しているせこぐちまりかさんの呼びかけで「おさるのいばしょ」という公民館での会合が開かれ、そこにも参加しました。

新たなつながりもでき、「住む」ということが「どこかに住んでいる」ではなくて「さいたまに住んでいる」という意味深いものに変わりつつあります。

そんな感動漂う一週間を過ごしていましたが、息子が中間テストでとんでもない低い点数をとってくるという事態に遭遇しました。周囲に言わせるともう親の出る幕はなく、息子が一人でどうにかしないといけないようです。わたしは仕事で教育に携わっていて息子に音読指導もしているし、他教科においても今後の展望があるので、多少の関わりを持ちたいと思っていましたが、よく考えてとにかく息子主体でいかせるようにしたいと思います。
まあ低い点数に動揺するのはわたしの私見以外の何物でもなく、それを取り払って考えなくてはいけません。

そんなことがあっての昨日の音読レッスンは世阿弥による「風姿花伝」、

(七歳の子に)さのみに、よき、あしき、とは教ふべからず。
あまりにいたく諫むれば、童は気を失ひて、能、ものぐさくなりたちぬれば、やがて能は止まるなり。

耳が痛すぎて、いまいましい限りです。
でも、古典からいろいろ学べるよき一例です。

コスモサークルをしたとき、畑を手伝った時、ふと思ったことがありました。
「家族とやりたいな」
息子や夫は受け取ること主体の生活をしています。夫はテレビやYouTubeが命、息子はアニメや漫画、それらに毛の生えた程度の本。根気よく作業して何かを作り出す、農作物の世話をする、などの経験は彼らにとって貴重となるのではないか。糸のひとかけで自分の行為の結果が見えるコスモサークルはとてもわかりやすいし、おひさまの下で土をいじる農作業は気持ちよさもある、そして何より家族三人で取り組むことでいい空気が生まれるのではないか。

地域とつながる前にしっかり団結しなくてはいけない「家族」のことがあった。でもそのヒントは今週の地域との関わりからもらえました。

芋づるでつながったお芋のように美味しく大きくなっていければと思います。ここで「こんないいことありました!」とご報告できますように。

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