夏の終わりに飲みたい「究極の冷茶」の作り方 と推しな和菓子「栗こはく」
夏も終わりですね。
真夏の暑い時期は、スカッとしたサワー系の飲み物ばかり飲んでしまいますが、私は、夏の終わりに丁寧に淹れた「冷茶」が大好きなんです。
今回は、以前日経ビジネス電子版の連載で取り上げた、的場園の的場龍太郎さんから教わった「究極の冷茶」の作り方をみなさんにご紹介します。
的場園製茶工場の4代目 的場龍太郎さん(photo by しもだなおと)
茶王子とも言われている的場さんは、日本茶とサウナをうまく掛け合わせて、茶業界以外にも日本茶のファンを増やし続けています。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
究極の冷茶の作り方
今回特別に、的場さんがワークショップなどで伝授している急須で入れる究極の冷茶のレシピを紹介します。
急須で淹れる究極の冷茶
(用意するもの)
・急須
・日本茶 10g
・水 100ml
・氷 適量
(作り方)
①急須に水と氷(10g/1個程度)を入れ少し馴染ませる
②茶葉(10g)を急須に入れる
③氷が溶けるまで30分程度おいて抽出する
④氷(150g程度)を入れたグラスにお茶を注いで、できあがり。
こちらの動画がとても分かりやすいです(動画ではプラボトルでいれる冷茶の作り方も紹介しています)
水からじっくり抽出すると、茶葉の旨みと甘みが際立ちます。
夏の終わりに食べたい和菓子「栗こはく」
知人のお母さまから「うちで食事をしたお礼に」と丁寧なお手紙付きでいただいたのが、こちらの和菓子。
恵那寿やの栗こはくという、栗を琥珀色のゼリーに封じこめた逸品です。
秋の味覚である栗を冷やして食べるのが、夏の終わりにぴったりで、かなりおいしい。
合わせたのは、的場園の焙じ紅茶。独自の焙煎で甘い香りと味を引き出した和紅茶です。
美味しいお茶と季節を感じる和菓子で、お茶の時間が贅沢になります。
中央省庁に勤務。日本の食と農に思いを馳せる妄想料理家。休日はNINO FARMにて野菜作りをしたり、全国の産地に出向き美味しい食材の魅力を発信する。フードアナリスト、野菜ソムリエ / 愛媛県出身/砥部焼大使。