カメラ初心者でも背景の板だけで、こんなに変わる撮影テクニック
こんにちは。カメラ初心者の松本です。
どのくらい初心者かというと「ISO上げて」と言われて「磯揚げて」と聞こえるレベルです。
たった一枚の板だけで写真が変わる世界線
以前掲載した記事「フォトジェニック系グルメ雑誌っぽい写真が、たった一枚の板を買っただけで簡単に撮れた話。」が、好評いただき、note公式にも取り上げていただくという恩恵に預かったので、もう少し詳しく書きたいと思います。
私は、カメラの勉強は今までほとんどしておらず、これから始めようというレベルなのですが、ことのほか料理写真マニアということは言えるので、「こんな素敵な写真が撮りたいっ」という妄想だけは誰にも負けません。
そんな私が、前回の記事「オリーブオイルが決め手の「いちじくのスープ」の作り方」を例にとって説明します。
普通のテーブルの上で撮った場合
我が家のテーブルは無垢素材なので、まあまあ問題なく撮れるんです。
俯瞰(上から)で撮るとこんな感じです。カメラ初心者から言わせてもらうと、これでも十分な写真です。
しかし、お気に入りの木のカッティングボードがテーブルに馴染んでしまい、何より伝えたかったオリーブオイルがただゴロンと転がってる感は否めません。なんとなく可哀そう。
フォトデザインボードの上で撮った場合
そこで、先日買ったフォトデザインボードを敷いてみました。
違いは一目瞭然です。
先ほど気になったカッティングボードもいい感じに際立ちますし、オリーブオイルも横たわっているのに何故か誇らしげ。
フォトデザインボードはこちらのサイトのものを使用しています。
表裏2色あり、【ビンテージゴールド×ベルベットブルー】の組み合わせ。
これは、辛ラーメンのアレンジレシピを紹介した記事に使った写真ですが、温かく辛い料理は、ビンテージゴールドの色味の方が合うことが分かりました。
どのサイズの板を買えばいいのか
私が買ったのは、A1(594×841mm)サイズです。料理を乗せても端がみえないくらいでちょうどよいです。
約3mmの薄さなので、この大きさでも女性の私が片手で持てるくらい。本棚の後ろにすっと保管できて便利です。
朝ごはんでも、板なし、板ありで撮ってみました。
板なしの朝ごはん。なんか素朴でいい感じ。
板ありの朝ごはん。一気にかっこよい感じに。
たった一枚の板でも、世界が変わる
結果からいうと、背景の板があると、撮れる写真の種類が増えて世界が広がる!ということです。ロール紙などを活用している方もいますが、板だと洗えるので長く使えます。
カメラはSIGMA fpで、設定は一切いじらず(←てか、いじれず)オートで撮っています。
写真上手になるまでの道は、まだまだ続く。。。
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中央省庁に勤務。日本の食と農に思いを馳せる妄想料理家。休日はNINO FARMにて野菜作りをしたり、全国の産地に出向き美味しい食材の魅力を発信する。フードアナリスト、野菜ソムリエ / 愛媛県出身/砥部焼大使。