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悩みは無くさなくてよい

はじめに

今回は悩みをの取り扱い方のついての話です。
当たり前ですが人は悩みを持つことを嫌います。
多くの人は「悩みを持つことは嫌だ」「悩みを無くしたい」と考えていますよね。
果たして本当に悩みを持つことはネガティブなことなのでしょうか?

悩みは絶対に無くならない

人の悩みを聞く仕事を続けていると改めて分かることがあります。

人は毎日毎瞬悩んでいるということです。

僕たち人間は一生悩みから解放されることはないでしょう。

なぜなら僕たちは悩みがあるからこそ生きていけるからです。

人は悩みを無くすことを目標として生きています。

ご飯を食べる悩みから、仕事の悩み、お金の悩み、人間関係の悩み、健康の悩み、人生の悩み...

どんな悩みを解消しても、また新しい悩みが生まれます。

問題は「悩み」があることではありません。

「悩み」そのものを根本から無くそうとする姿勢です。

悩みは絶対に無くならないと分かっていれば根本的から
悩みを無くす努力がいかに無駄で非論理的か分かると思います。

人は悩みがあるから生きている一方で悩みそのものを無くそうと無駄な努力をします。

悩みは時に生きる動機にもなっています。

生きていること=悩み

生きていることと悩みはセットになっています。

なら、無くすのは無理ですよね。

また悩みそのものが本当に無くなる方法があるのなら
どこかに悩んでいない人がきっといるはずです。

しかしそんな人は見たことがありません。

お金も、健康も、宗教も悩みを完全に無くしてくれません。

僕たちができるのは、悩みを無くすことではなく
その都度その都度、悩みを乗り越える方法を実践することです。

そして悩みを乗り越えるには、時には他人の力が必要です。

そう考えると他人と繋がることは大切なことです。

悩みを敵対視せずに受け入れ、1つずつ乗り越えていけば思ったより人生は辛くないのではないでしょうか。

つまり悩みや他人を敵対視しない姿勢が必要なのです。

他人を頼る勇気

自分一人で乗り越えられない時は、誰かに正直に

「助けて!」

と言えばいいのです。

誰かを頼るのは普通のことですし恥ずかしいことでもありません。

また過剰な自己責任論に縛られる必要はありません。
誰も年を取ればいずれかは誰かのお世話になります。

行き過ぎた自己責任論は結果自分を生きづらくしてしまいます。

僕もあなたも自分でも気づかないうちに誰かに助けられていますし誰かを助けているのかもしれません。

それでは頑張っていきましょう。

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