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私は意地悪で冷たい女だと認めると

こんにちは。

先週パートナーとものすごい喧嘩になって、これは私たちもうダメかもと思う出来事がありました。

原因はと言うと、私が彼のネガティブさに嫌気がさして、つい言ってしまったんですよね。

「私はあなたと出会ってから2年半だけど、その間あなたには次から次へと問題が起こっているように見える。(そして、過去の問題を一つずつ列挙)そしてまた新しい問題がきてる。私は自分が出したエネルギーが最終的に自分に戻ってくると思う。あなたはちょっとネガティブなエネルギーを出しすぎだ。不平ばかり言っている。だからどんどん新しい問題が来るんだと思う。これは宇宙が何か気づきなさいって言ってるんだと思うよ。」ってね😅

彼、怒り絶頂になりました🤬

「お前は何もわかっていない。引き寄せの法則だか知らないけど、そんなもので俺の人生を語らないでくれ!俺はこうやって、不平を言いながらも問題を全部解決してるんだ!何もしていないくせに偉そうに言うな!人生に問題はつきものなんだよ!俺はちゃんと向き合ってるんだ!俺がパートナーに求めるのはサポートだ!説教なんかいらないよ!こんなに俺が弱ってるときに、傷口をパンチするような冷たい女とは一緒に居たくない!」

ってな感じで、かなり怒ってしまいました。

私はと言うと、「そこなんだよ!人生に問題はつきものって思うから来るんだよ!それを言ってるんだよ!」って思っていたので、全然謝りたくない。

彼は小さい頃からの両親との軋轢でかなり荒れてアルコール依存症になったこともあり(というか依存症というものはずっと持ち続けるものらしいですが、今はお酒をやめて18年くらい経ってます)、HSPなのもあり、基本心配性。物事はネガティブに受け取るまたは疑ってかかる、みたいなところがあります。

引き寄せの法則を信じている私としては、正直見ていてちょっとイライラするのです。

結局その日は別々の部屋で寝て次の日もほとんど喋らず。喋っても、また同じ言い争いが続きました。

で、2日目の夜、一人でずっと考えていて、思ったんです。

私は引き寄せの法則を信じていて、だから私の目には彼に起こる沢山の問題は彼が引き寄せてるって見えて、それは問題って思っていたけれど、彼にとっては人生はチャレンジでそれを克服して経験を積むと言うのが醍醐味なんだな。。。と。

となると実際、「問題を引き寄せてる彼が問題」だと思っているのは私。

彼にとっては問題が次から次へきても、本当の意味で問題ではなかったんだ!(驚)

彼はとてもおしゃべりで、話を聞いてもらいたい人なので、私は仕事が終わって子供相手で疲れて帰ってきた後、長々と話を聞くのが「もう勘弁して〜」って思うことが多々あり、それならそうと、「ちょっと今は疲れているから、この話はまた後ででもいいかな?」とか言えばよかったのでしょうが、逆に彼の性格をなんとかしようとしてしまったのですよね。

なぜなら私が正しくて、彼が間違ってると思ってるから。

わ〜なんて偉そうな私😓なんて余計なお世話!

彼に対して、とっても失礼。(ごめんね)

そして、実際に彼はその問題で悩んでいて、何日も色々言っていたのですが、そこに寄り添う言葉の代わりに、私は彼を攻撃をしてしまったのですね。(最初は寄り添っていたけれど、いい加減疲れたのもあります)

ここで注目したのは、私の言っていることが正しかろうが、間違っていようが、そこは問題ではなく、なぜ私は彼に私にとっての正論をぶつけるという攻撃をしたのか。。。という点。

そして、気がついたんです。

私は目の前の人が苦しんでると、私が居心地悪くなってどうしたらいいかわからなくなる傾向があるんだなと。そして、それがあまりに長く続くと、「なんでいつまでもうじうじ言ってんの!私みたいに考えなさいよ。そしたら楽になるのに!」みたいに攻撃しちゃう時があるんです。

人が苦しんでる時に一番要らないのは、頼んでもないアドバイスとか、お前が原因だと責められることですよね。(理由はどうあれ)

それを大好きな人にしちゃうなんて、なんて冷たい私!

結局は彼を思うより、自分がずっとその話を聞く居心地の悪さとかに耐えられなくなって、逆に攻撃してしまうという。。

彼は私を喜ばそうと普段から色々してくれて、私が喜ぶたびにとても嬉しそうな顔をして「良かった〜」と片言の日本語で言ってくれて、そんな優しいところのある彼に、私はひどいことしちゃったなあ(反省)。

結局のところ、彼の問題を通して自分の問題を見ているのだなあと思います。

今回この喧嘩中に、自分の中の意地悪で冷たい部分を彼に指摘された時、私の中でそれを否定したい気持ち「そんなことないよ!私は優しくて思いやりもあるよ。あなたのためを思って言っているんだよ。私悪くないよ!」という自分が出てきました。そして、その思いが強い時は謝りたくなかったのです。

でも一人になって、自分の内側で起こっていることに目を向けた時、

「あ〜私にはこんな冷たくて意地悪な部分があるんだな」と冷静に受け止めることができました。そしてそのことにマルやバツをつけずにただ認める。

私は優しいところもあるし、思いやりもある。でもそれと同時に冷たいところもあるし、意地悪なところもある。もっといえば、意地汚いところもあるし、人を見下すときもある。そしてそれが全部私なんだな、と。

もちろん、いい人、優しい人でいたいけど、私はまだまだそんな感じ。そして、そんな不完全な自分のままで、生きて行くんだな。と腑に落ちたのです。そしたら、自分を否定することなく、自分の過ちを認めることが出来ました。

そして朝起きて、彼に心から謝りました。そして仲直りしました。

今回の事で思ったのは、どこまでいっても結局は自分。周りで起こっていることは全てダミーでそれを私がどう捉えるかなんだな、ということ。

人の問題を解決しようとしなくていい。彼は大丈夫と信頼することの方が大事ということ。

そして、自分の中の不完全さを認めると、自分にも周りにも優しくなれる、ということ。

色々学びました。

この気づきを活かせていけるといいんだけど、すぐ感情的になって忘れてしまうのが私なんですけどね😅

でもまあリレーションシップって、こんなことを繰り返しながら、繋がりを深めて行くのかもしれませんね。




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