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家庭料理とおばあちゃんの話し

久しぶりに長男と次男が我が家に揃った。

夫は私に気を遣ってか、お寿司でもとろうか、とか美味しいもの食べに行こうと言ってくれた。

でも、一人暮らしで普段外食が多く自炊もあまりしないであろう息子たちには普通の家庭料理がいいのではないかと私は思い、家で夕食を作ることにした。

息子たちはご馳走の方が良かったかもしれないけれど🤭

メニューは
牛肉と春雨と野菜の炒め物(チャプチェ)
鯖の味噌煮(生協さんのもの)
ポテトサラダ
焼き茄子
漬物
デザートに巨峰

ごく普通の家庭料理なのに4人分作るのに3時間もかかってしまった。。

腕が落ちたな、、。

それでも、ミョウガ、大葉、葉ネギ、長ネギ、しょうがなどの薬味をこれでもかと言うほどいろんな料理に載せてテーブルの上に出したら、彼らも大人になったのか評判がよかった。

そしてギスギスして疲れた表情の息子たちの顔が柔らかく丸くなっていった☺️

昔はこんな風に毎日4人分の料理をしていたんだなと思うと不思議だ。


私は、結婚して子育てをするのが夢だったので、仕事は結婚と同時に全く未練なく辞めた。

今の人にこんな考えの人いるのだろうか?

逆に子育て以外のことをあまりしてこなかったので、子育てが終了した今、自分にスキルがないのが玉に瑕。

昔ならそれでよかったけれど、下手したら100歳近くまで生きてしまうかもしれない。

子育ての余韻でずっと生きていくには長すぎる。

👵

先日、ニュースで71歳で吉本興業の養成所・NSCに入学し、その後オーディションを勝ち上がって吉本の劇場でピン芸人として舞台に立ち始めたおばあちゃんという芸人さんを知った。



劇場デビューの日(神保町よしもと漫才劇場)、おばあちゃんが出演する公演のチケットは完売。満員の観客に拍手で迎えられステージに立ったそうである。

波瀾万丈の人生を送ったおばあちゃんさん👵

その人生の終盤に、一から芸人を目指し若い人に混じって行動していくという勇気に感銘を受けた。

私も、現実には難しい面も多いけれど、なるべくやりたいことは夫に迷惑をかけないように工夫しながらチャレンジしていきたいなと思った。

家庭料理の話しからずいぶんとずれてしまったけれど、この料理の経験も私の拙いスキルの一つ。大切にしていきたい。

そんなことを感じた今年のお盆休みである🎐

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