#17 音楽史⑫ 【19世紀後半】 普仏戦争と南北戦争を経て分岐点へ
クラシック音楽史からポピュラー音楽史までを並行でつなげる試みです。このシリーズはこちらにまとめてありますので是非フォローしてください。
前回は、ヨーロッパ各地で革命が起こって社会の潮流が変化した1848年以降を紹介しました。パリやウィーンでは、ワルツ・ポルカ・カドリーユなどの流行のダンス音楽のほか、オペラを親しみやすくした「オペレッタ」が発生し、“軽音楽”として人気となりました。そのころアメリカでは、娯楽としてミンストレルショーが発達したほか、ギルモアによって吹奏楽・軍楽も