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やる気がなく人のせいにしてばかりの中学生にどんな声をかけるべきか

中1息子の友達数人が大人への反抗期真っただ中である。部活動などでついでに数人を車で送り届けることがあるのだが、大体は顧問の先生や先輩に対する不平不満大会である。まとめると、

・今日練習試合だと思っていた。ただの練習なら行きたくない
・練習試合を(今日の対戦相手)としても意味ない
・練習試合だとしても上級生中心でどうせ出られない
・先輩に「〇時に来い、1年が先に来て準備するの当たり前やろう」と怒られた、うざい
・顧問のAが辞めさえすればいいねんけど。ボールぶつけさせて教育委員会にチクったら異動にならんかな

みたいな感じで、最後の一言に私は
「あんたらさっきから『どうせどうせ』って人のせいにばっかりして。全然カッコよくないで!」
と言おうかな、と思ったのだが、脳内で
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いやまて、それで心を閉ざされたらおしまいだ。
それに、息子が「お母さんいらんこと言わんといて」となるかもしれない。
かといってこんなネガティブな言葉満載の友達とつるんでいたら、息子も引っ張られる・・・が息子が一番仲良いグループだ・・
こんな時にはっきり言わない大人は舐められるのか?
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と考えているうちに到着してしまい、何も言わずじまいだった。

大人である私からみた部活の状況はこんな感じ。
・子どもと関係を築けていないのは事実にしても、先生は熱心に見てくださっている。
・文句を言っている子達は二学期の間、練習試合も公式試合も基本的に来なかった。
・試合の時に1年生がボールや道具を持って行く事や、練習時に早く行ってコートの準備をする事に反発している
・2年生でレギュラーの人数がカバーされているが、出れなくても毎回試合に同行していた他の1年生には、時たま出場のチャンスが回ってきている。なので、この子達については練習や試合に来なかったり態度で反発する=>出れないの悪循環に見える。

息子はたまたま体格に恵まれて経験があること等から試合に出ているのだが、顧問への反発は多少なりともあるようである。

帰宅した息子に聞くと、
・(友達のネガティブな言動についてどう思うか)
ー>自分も別に何とも思わない。
・(来年のチームがあれでは勝てないのでは)
ー>自分自身、部活もそれほどやる気がないので、友達がやる気なくても来年のチームの心配はしていない。
・(では辞めたら?と聞くと)
ー>他にやりたい部活もない。
・(どうせやるなら楽しめることを頑張れば?と聞くと)
ー>何の話か分からない

・・練習に行っているだけで、友達と似たり寄ったりかもしれない。

中学時代は無気力の時代なのか

オザケンの歌に「ふてくされてばかりの10代を過ぎ、分別をついて年を取り」とあるように、多分中学生はそういう時代なんだろう。
そういえば、私も友達と先生の悪口ばかり言っていた気がするし
友人の息子さんも「中学校になって何もかも無気力になり、学校に行かなくなったが高校になって復活した」と言っていた。
はしかみたいなもんなんだろうか。
それにしても、毎日反発され、挑まれ試されている先生には頭が下がる。

周囲の大人にできること 見守りつつ入るべきタイミングを見逃さない

多分説教は親や先生がしているだろう。
多少のことでいきなり怒っても意味がないのだろう。
普段は味方であるというスタンスで控えつつ、目に余る時にサッと切り込める人でありたい。
しかし見極めは難しそう。

思い出してオザケンの「愛し愛されて生きるのさ」を聴いたら、キラキラ懐かしくて涙が出そうになった。
年取ったなぁ。




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