【一度は行きたい沖縄のお店】郷土料理ここ
春期キャンプやオープン戦観戦のため毎年沖縄を訪れている私ですが、沖縄旅行のたびに足を運んでいる行きつけのお店があります。
沖縄料理や地酒が気軽に楽しめる、家庭的なお店です。
お店の名前は「郷土料理ここ」
このお店、とにかくアットホームで雰囲気がよく、行くだけで楽しいんですよ。
今日は、「郷土料理ここ」について紹介したいと思います。
お店のロケーション
お店は那覇市国際通り至近の、とてもわかりやすいロケーションです。
国際通りの松尾の交差点から、緩やかな坂を上っていった途中にあります。
国際通りから坂を見上げると、赤い提灯と看板が目に入るのですぐにわかります。
お店の中は、カウンター席とお座敷とにわかれています。
私は一人なので、いつもカウンター席です。
沖縄のおもてなし酒場
このお店は、オーナーと奥さんが中心となって切り盛りしています。
昨年からは、ご子息も手伝うようになりました。
初めてお店を訪れたのは、2022年の那覇セルラースタジアムでのオープン戦を観に行った帰りでした。
そのときカープのTシャツを着ていたため、奥さんから「カープ女子」だと認識していただきました。
以降来店するたび、奥さんは「カープ女子!」と憶えていてくださいます。
1年に1度しか訪れないのに、奥さんの記憶力はすごいです。
お店のメニューは、どれも典型的な沖縄料理です。
ラフテー、ちゃんぷるー、沖縄そば、島らっきょ、あぐー豚など。
まさに郷土料理満載。
温かいちゃんぷるーやあぐー豚の料理が食卓へ運ばれてくると、辺りにいい匂いが充満し、たちまち食欲が刺激されます。
どれもお酒に合う美味しい料理です。
お酒もオリオンビールから泡盛、ハブ酒など、地元のお酒が並んでいます。
せっかくだから沖縄のお酒を飲んでみたいけど、あまりお酒に強くないという人は、泡盛ミルクティーやハブボール(ハブ酒のハイボール)などのカクテルをおすすめします。
特にハブボールは、イメージとは裏腹に爽やかで飲みやすいお酒です。
また、日によっては三線の生演奏が行われます。
沖縄音楽を聴きながらいただく沖縄料理は、また格別。
沖縄ならではのおもてなしが満載です。
「郷土料理ここ」と愉快な仲間たち
そんなお店には、地元常連客から旅行者まで、いつもたくさんの人々が訪れます。
コロナが明けた今、店はますます大盛況です。
私も沖縄に来るたびに来店していますが、その都度多くの印象深い人たちと出逢いました。
地元の泡盛酒造の社長さん、修学旅行の下見に来た先生、社員旅行中のおじさんたち、女子旅仲間、沖縄移住者など……。
コロナが5類に移行したため、今では外国人観光客も多く訪れています。
そして彼らとは、初めて会ったにもかかわらず、あっという間に打ち解けてしまいます。
カウンターに並んで座った者同士、気が付くとフレンドリーに会話し、楽しく笑い合っているのです。
それはお酒の効果もありますが、陽気なオーナーとその家族が醸し出す雰囲気が、こちらの気持ちをオープンにさせてくれるからです。
オーナーは厨房に立っていることも多いですが、客席に来ると積極的にお客さんに話しかけ、打ち解けさせてくれます。
接客のプロです(笑)
息子さんは、オリジナルTシャツ(彼が来ているTシャツ)やオリジナルポスターの製作も手掛けています。
奥さんはいつも店の中をハキハキと動いていて、ご主人や他の店員さんを支えている印象です。
まるでご家族で、家庭に招いた友人をもてなしてくれるかのようなお店です。
一人で静かに飲みたい人には向かないかもしれませんが(笑)
ベストな来店時刻は……
そんな楽しく飲める人気店なので、いつでも混んでいます。
時間帯によってはせっかく来店しても、満席で入れない可能性があります。
待たずに入店できるおすすめの時間帯は、夕方早いうちか、ピークを過ぎた10時台です。
(お店の営業時間は18:00~24:00)
それらの時間帯なら、比較的空いているでしょう。
〇時に必ず入店したい、あるいはグループで来店する場合は、予約を入れた方が無難です。
……今回は、私の沖縄でのお気に入り店を紹介いたしました。
「郷土料理ここ」に来ると、「ああ、沖縄に帰って来たな」という感覚があるのと、「今回はどんな出逢いがあるのか」といった期待感で、沖縄旅行の度に足を運んでしまします。
沖縄に行く人は、ぜひ一度立ち寄ってみてください。
きっと素敵な思い出ができ、沖縄滞在が居心地よくなることと思います。
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