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AI?でその人のJOBを解決する

Facebookで誕生日のメッセージを送った時

Facebookユーザーの友達への誕生日メッセージは、Facebookのタイムラインに書くことが多いのだが、仕掛けに感動した。

最近実装されたものなのか、それともこれまでにもあったのかはわからないが、通知で今日誕生日の知人をチェックして、投稿しようとすると知人と一緒に写っている写真が表示され、あとはいつものようにテキストを入力して送信するだけで、かなり映えるメッセージになった。

確かに、誕生日にメッセージが来るだけでも嬉しい。それと一緒に思い出のい一枚が添えられていると、その当時の出来事に思いを馳せる事ができる。そしてそこから会話が生まれ、次に会う約束を取り付けられたり、その人に聞きたかったことを相談できたりする。

家族や恋人など特別な関係の人であれば話は別だが、写真を探して添付し、メッセージを書き込めばいいが、そこまで労力をかけてやるものか?と聞かれたら日常的にはやらないなと思う。

これはFacebookが僕の「写真を探す・選ぶ」というJOBを解決してくれた、体験(UX)だと感じた。

AIの力で

最近はAI関連の情報や書籍に触れることが多いのだが、その中で「AIは人間の仕事を奪うものではなく、人間がより人間らしく仕事をするお手伝いをしてくれるものではないか?」を考えるようになった。

自分で言うのとても恥ずかしいのだが、僕は「単純作業」というものがとても苦手だ。これは物心ついた時からそうで、仕事をしている今でもそうだ。
※ここで言う「単純作業」はマニュアル通りに何かを埋めるたり、仕分けをしたりすることを指す。

なので仕事ではいかに単純作業を効率的に早く済ませられるかをゲーム感覚で楽しむようにしている。(単純作業が好きになったのではなくて、そうでもしないとやってられないからそうしている)

そもそも単純作業は人間がやらなくてもいいもので、機械の方が精度が高いし。何よりも頭を使うこと無くできるので、かなり機械的なものだと思う。

機械的な単純作業を人間がやり続ける事による弊害は、目の前の仕事に対する思考を停止させて、人間らしいクリエイティブな価値発揮ができなくなることではないかと考えている。

「機械がやること」と「人間がやること」をしっかりと分けて、それぞれが発揮できる価値を最大化した方が生産性が上がるのではないかと思う。

そして「AIが何かをする」ではなく「AIで何をして…」という考え方をした方がより健全なのではないかと思う。

AIで何をして…

・業務を効率化する
・パーソナライズしたコンテンツを最適に発信する

などなど…。AIを活用する目的はそれぞれだと思うが、それだけでは手段が目的化してしまっていると思う。それが先の文で「AIで何をして…」と書いた理由だ。

結局AIはツールであり手段で、AIを使いJOBを解決しその先に何を得たいのか?を言語化しておくことが重要だなと感じる。

例えば

・業務を効率化し、空いた時間を社員の能力開発に充てる
・パーソナライズしたコンテンツを最適に発信し、購買意欲を上げたりLTVを向上させる

など、JOBを解決した上でどんな成果を得たいのか?どんな状態になったらいいのか?を言語化しておけば、AIを導入した後により良い事業運営ができる様になるのではないかと思う。

知っておいたほうがいい

もちろん、AIは万能薬ではないので最適な処方が必要ということが最近で一番大きな学びだ。

こんなことを書いているが僕はエンジニアではないので自分で手を動かして開発することはない。しかしAIで何ができるのか?また何はできないのか?はきちんと仕分ける事ができうようにはなっておいた方がいいと感じる。

それができるようになれば、クライアントへの提案内容も大きく変わるだろうし、自分にしかできない価値発揮もできるのではないかと思う。

まだまだ、エンジニアの方とディスカッションできるレベルの知識を持っているとはとても言えないが、勉強を始めた頃よりも確実に話すことができるネタは増えたと思う。ビジネスの見え方も変わったし、ビジネスがより面白く感じるようになった。

普段過ごす中でも「これって〇〇だよな」とか「これってどうやったらもっと〇〇になるんだろう」などを考えられるようにもなった。
※もちろんまだまだ勉強は必要。

知っていることで幅が広がるし、これが理解しているというレベルになればもっとビジネスが面白く見えるようになるのではないかと思う。

仕事を面白くするのは自分自身

知っていること、理解していることが多ければ多いほど、見える世界が違ってくる。それによって仕事は何倍にも楽しくなると思うし、そう信じて自己研鑽に励んでいる。

自分が活躍できるフィールドを広げるため、より大きな価値発揮ができるようになるために、今日も「仕事を楽しくするのは自分自身」と言い聞かせて頑張りたい。

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