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24歳、鬱病になる。ー〔165〕喜びと不安
私24歳にして、今年2023年の1月に鬱病と診断を受けました。
鬱病になった私に起きたことや、そこから立ち直れるにようになるまでの姿を、自分なりに整理して、書き起こしてみたいと思います。
自分のために、そして同じような境遇の人の何かの一助になればよいなと思っております。
前回の記事では、鬱症状は改善していましたが、それでもまだまだ回復の途上であったことを書きました。今回は、7回目の受診について書き記していこと思います。
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前回の受診から、初めて2週間を空けてメンタルクリニックに足を運びました。体調は完璧ではありませんが、安定はしていました。なので、間隔が延びても不安は少なかったです。また前回の受診で処方された胸やけを改善させる薬も効果があり、抗うつ剤の副作用もつらくなくなってきました。
クリニックに着くと、またアンケート形式の鬱病の重症度を測るテストをしました。今回で3回目。前々回も前回も、結果は中等症でした。
テストを提出してから、診察室に通されました。先生に挨拶をして、対面の椅子に座りました。
「その後、どうですかね?」
先生の質問に、私はいつもよりポジティブなことを言えました。その報告に、先生も嬉しそうな顔をしてくれました。
「それで、ですね。先ほど受けていただいたテストですが、良い兆候が確実に出ていますよ。重症度は、中等症から軽症レベルになっていますよ」
「ああ~、ホントですか!良かったです」
そして次回の受診を3週間後に予約して、診察は終わりました。
家路につきながら、重症度が軽症レベルになったことを喜びました。その一方で、不安な気持ちもありました。軽症レベルなら、鬱病が完治するのもそろそろだと思うことができました。もしそうなら…また再就職活動を始めなければなりません。そして仕事を始めて、そして忙しくなったらまた…。
そんな気持ちが高まってきて、私はまた”例の口癖”を漏らしてしまいました。
記事のバックナンバーなどは、こちらのマガジンでまとめていきます。