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24歳、鬱病になる。ー〔175〕また、走る。

私24歳にして、今年2023年の1月に鬱病と診断を受けました。

鬱病になった私に起きたことや、そこから立ち直れるにようになるまでの姿を、自分なりに整理して、書き起こしてみたいと思います。

自分のために、そして同じような境遇の人の何かの一助になればよいなと思っております。


前回の記事では、とりあえず現状維持の生活を続けながらも、自己嫌悪を抱えていたことを書きました。今回は、そこから何かを変えようと藻掻もがいていったことを書き記していきたいともいます。

・・・

「このままではダメだ!」

そう思いました。このまま何もせずにじっとしていても何も変わらないことを悟りました。

では、何から始めればいいか?私は改めてXYZから始めることにしました。焦って再就職をするよりも、今自分ができることからまた始めていくことにしました。

ということで、また走り始めました。何も考えず、音楽さえも聞かず、ただただ走りました。一番つらかったときは走っている時に色々考えてしまって、そのうちにしんどくなってしまって、つい足を止めてしまうことがありました。しかし、やはり私は回復していました。走っている時は余計なことを考えず、立ち止まることもなく走り切ることができました。

およそ4キロほどのコースを走り切った後は、息は絶え絶えでした。翌日には、強烈な筋肉痛に襲われました。それは、心地の良い痛みでした。

それからは、夕方にはランニングをすることにしました。しかし必ず毎日するつもりはありませんでした。以前ランニングを習慣にしていた時は、次第に「毎日走らなければ」という強迫観念が生まれていました。仕舞いには、小雨が降っていても、鬱症状が強烈に出てきていても、走りに行っていました。しかし今回は違いました。気分が乗らなければ、別に走りませんでした。

走るのは、自分を変えるために1つの手段です。しかしそれで自分の首を絞めつけないようにしました。


記事のバックナンバーなどは、こちらのマガジンでまとめていきます。