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大企業で働く7つのデメリット

就活、転職サポートをしているJunjiです。

先日、就活生から自己PRとガクチカの内容に自信がないので、見てほしいという相談がありました。自己PR、ガクチカともに構成は悪くないのですが、差別化が十分でないため、いくつかアドバイスしました。ただ、その学生のことを十分理解していないと間違った方向で伝えてしまうかもしれないので、次回深掘りをして、差別化ポイントを探そうと思っています。
ESの差別化は簡単ではないので、複数の社会人から異なる視点で強みをフィードバックしてもらうといいかもしれません。


さて、今回は大企業で働くデメリットについて紹介します。就活もまずは大企業から見ている学生は多く、あまりデメリットについて深く考えずにエントリーしている学生も少なくありません。メリットは理解していると思うので、デメリットについて詳しくお伝えします。


1.業務の範囲が非常に狭い

大企業になればなるほど、組織が大きく細分化されて、かかわる範囲がとても狭くなります。限られた商品、サービスを扱い、限られたエリアの中で活動することになり、その中で得られる知識やスキルは限られます。
プロジェクトの一部しか携われない期間も長くなり、責任者をするまでかなり時間がかかることもデメリットになるかもしれません。
また総合職であればジョブローテションがあるところが多く、専門性を磨きにくいところもありますね。

会社全体の業務が見えにくく、自分が行っている仕事が会社のどこにどのように貢献しているのかもわかりにくくなります。そうすると誰からお金をもらっているのかも部署によっては薄れてきます。


2.スピード感がない

大企業は組織が大きく、階層がかなり多くなるため、一つの決裁をとることにもかなり時間がかかります。新しい提案や改善したいことなども承認を得ることに時間がかかります。実際に決裁される可能性も低いことが多いです。
また、大企業はビジネスの歴史が長いので、これまでのやり方や習慣を否定することにハードルがあり、スピードを遅くさせることがあります。


3.キャリアアップしにくい

大企業は社員数も多く、同期の人数も多くなるので、限られたマネージャーのポストにつくにもかなりの競争に勝ち抜かないとなれません。大企業に入社した人は優秀な人も多いので、昇進するのも大変です。
また、大企業はまだまだ年功序列の意識が強いところも多いので、若い社員が結果を出していたとしても、ある程度の年数を経験していなければ、昇進、昇格ができない会社も多いです。なので、若いときからマネージャーを目指して成長したい人には向いていないかもしれません。


4.転勤や異動が多い

大企業になれば、多くの拠点を設けている会社が多いです。国内だけでなく海外拠点もある会社もあり、突然別な拠点に転勤になり、生活環境が大きく変わる可能性があります
大企業の多くはジョブローテーションという制度を設けており、総合職で採用された社員の多くは定期的な人事異動により、部署が変わることはよくあります。転居を伴うかどうかは別ですが、若いときほど経験という意味で転居を伴う異動になる場合も多いです。
生活の基盤が何度も変わることもあるため、そのことを視野に入れておく必要があります。

最近はジョブ型採用という制度を導入している会社も出てきていますが、まだ大企業の一部なので、情報収集の段階でどこまで人事異動があるのかを確認しておいたほうがいいです。


5.保守的な組織が多い

大企業は2のスピード感がないというところでもお伝えしましたが、1つの決裁にもかなり時間がかかり、労力がかかります。変えないと大きなリスクになることや、マイナスになる可能性があることであれば変更することになりますが、現状に大きな問題がないと判断された場合に変えるという判断になることが極めて少ないです。なので、新しいチャレンジや新しい仕組みの導入にはどうしても遅れてしまいます


6.社長や役員との距離が遠い

社長と役員との距離が遠いのは分かりやすいですね。そもそも同じ場所で働いていないことが多く、話すことはもちろん会うことすら年に数回くらいしかないという大企業も多いのではないでしょうか。
一方中小企業やベンチャー企業であれば、同じオフィスにいることも多くなり、社長の考えやビジョンなどを聞く機会が多くなり、マネジメントにつながる学びを得られることもあります。
役員との距離が遠いと「何のために仕事をしているのか」、「どこに向かっているのかわからない」と疑問になることも出てきます。


7.大企業のぬるま湯に慣れてしまう

大企業にはメリットも多くあるため、そこに慣れてしまって努力しなくなると成長もとまってしまい、市場価値が低くなる可能性があるため、危険です。
会社がつぶれる心配も少なく、そこまでがむしゃらに仕事をしなくても一定の給与をもらえ、それなりに守られている部分があるため、そこに安心して成長することやチャレンジをやめてしまうと、いざ転職しないといけないときに困ることになります。
大企業といえどもリストラは多くの企業で行われており、絶対に自分がその対象にならないとは言い切れないです。最近は大手の銀行や家電メーカーなど何万人のリストラが行われているので、安心はできないですよね。


さいごに

いかがでしたか?

企業を選ぶときに単純に企業規模だけで判断すると、将来自分に合った働き方ができない可能性もあります。
大企業といってもずっと安定している、つぶれる心配はないとは限らないので、日頃から市場価値を高めるための努力をしておくことが必要です。リストラにあったとき、もしくは転職を考えたときに自分の市場価値がかなり低いということにならないように意識して行動しておくことが大切です。
就活でも大企業のメリット、デメリットを十分理解したうえで、エントリーすることをオススメします。


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