見出し画像

頭のマッサージはよくスパと言われますが、なぜ頭をマッサージしたほうが良いのかご存知ですか?

頭のコリをほぐすことで得られる素敵な効果をご紹介します。

画像1

■頭が小さくなる

頭を効果的にマッサージすることで浮腫(むくみ)が取れ頭が小さくなります。


浮腫とは皮膚または皮膚の下の組織間に浸出液が異常に増加・貯留した状態のことです。
血管は毛細血管を通じて細胞へ水分の供給を行っています。
それと同時に、細胞内で不要になった水分の90%を静脈、10%をリンパ管に戻し、体内で水分を循環させています。


しかし、それらが何らかの原因で血管外に漏れたりにじんだりした結果、浮腫(むくみ)が起こります。
これは健康な人でも実は頻繁に起こっています。

浮腫を解消するには、筋肉の柔軟性や血行促進、リンパを流す事です。


頭をマッサージする事で血行が良くなり、血液が循環することで不要な水分が流れることで浮腫が解消します。

また、頭、首にかけて多くのリンパ節が存在し、リンパが流れることで小頭・小顔になります。


頭をマッサージする事で体が温かくなったり、顔の血色がよくなったりする方がいますが、これは血行がよくなっている為です。その結果、余分な水分が流れ、浮腫みが取れる。ちょうど痩身エステのハンド施術のようなイメージです。

画像3


■顔がリフトアップする

頭をマッサージし筋肉をほぐす事でフェイスラインがリフトアップします。

頭皮には、眉上辺りからおでこ、頭頂部へ向かう「前頭筋」、耳上周辺にある「側頭筋」、後頭部にある「後頭筋」の3つの筋肉と、前頭筋と後頭筋の間に帽子のように覆っている「帽状腱膜」という筋膜があり、帽状腱膜は前頭筋・側頭筋・後頭筋をつないでいます。


これら3つの筋肉がコリ固まると、帽状腱膜が伸びてしまうことで血行が悪くなり、老廃物の停滞・おでこのシワ・フェイスラインのたるみ・ほうれい線・頭皮トラブルなどを引き起こしてしまいます。

名称未設定2.001

筋肉が固まると、固まるという言葉のイメージのように筋肉がギュッと硬くなるような感じです。帽状腱膜の周りの筋肉がギュッとなってしまうので筋肉に繋がっている帽状腱膜が引っ張られ伸びたような状態になってしまいます。

ゴムを引っ張ると引っ張られる前よりもゴムは薄くなりますよね?筋肉がコリ固まって引っ張られた帽状腱膜もそういう状態、頭皮が下がっている状態になってしまいます。


頭皮が下がると、顔と頭の皮膚は一枚皮で繋がっていますので、顔・バストトップ・ヒップなど、様々なところが下がってしまいます。

マッサージで筋肉をほぐすことで筋肉が緩み、引っ張られていた棒状腱膜が戻るので、フェイスラインがスッキリします。


■頭皮のハリ・弾力がアップ

さらに帽状腱膜が伸びると、帽状腱膜の下にある毛細血管が押しつぶされ、血行が悪くなり肌や髪に必要な栄養が行き届かないという悪循環にもなります。


肌には表皮・真皮・皮下組織と3層構造になっていますが、3層の真ん中にあたる真皮には、ハリ・弾力・保湿の機能があります。


肌や髪に必要な栄養を摂取しても、血行が悪くなると、ハリ・弾力を作るコラーゲン・エラスチンやヒアルロン酸などの保湿成分が、うまく生成されなくなってしまいます

血行を良くすることで頭皮に必要な栄養がきちんと運ばれ、健康な肌になることでハリや弾力がアップします。


■頭だけでなく全身の血行が改善

頭は心臓よりも高い位置にあり、身体の中で一番上に位置していますので、もともと血行が悪くなりやすいと言われています。

頭をマッサージすることで頭の血行が良くなり、頭だけでなく身体全体の血行が良くなります。

ヘッドスパの後に全身をサーモグラフィーで見ると指先まで体温が上昇していることが確認されています。

画像4


■マッサージの頻度は??

サロンでのヘッドスパは4週間サイクルが理想的です。肌のターンオーバーは約4週間周期ですので、サロンでスパを受け頭皮環境が整ってから4週間後にスパをすることをオススメします。

定期的にヘッドスパをすることで頭皮環境が改善していきます。


ご自分でマッサージをする時はのオススメは朝のメイク前

メイク前に頭をほぐすことで顔の血色も良くなりメイク映えします。

必ずキレイな手でマッサージしましょう!!





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?