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海で泳ぐと髪が傷むというイメージはないですか?

パサパサしたり、カラーが抜けたり、ギシギシになったりと、海に入ると髪が普段とは違う状態になってしまいます。

なぜ、海水は髪に影響を与えてしまうのか?海に行く前にどんなケアをしたほうが良いのか?詳しく解説します。

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■海水はアルカリ性・髪は弱酸性


髪が一番安定するpH(水素イオン濃度指数)は4.5~5.5の弱酸性だと言われていますが、海水のpHは約8のアルカリ性。pH8とはカラーやパーマの薬剤とほぼ同じpHです。


そもそも弱酸性の髪は、酸性にはやや強く・アルカリ性には弱いという性質があり、髪の表面を覆っているキューティクルは特に影響を受けやすく、酸性の領域では引き締まり、アルカリ性の領域では開きます。


海水でカラーが抜けやすいのは、pHによりキューティクルが開き、髪の内部の染料が抜けやすい状態になるからです。

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■紫外線によるダメージ


紫外線は髪のタンパク質(アミノ酸)を編成させてしまい、酸化させダメージさせてしまいます。

詳しくはこちらをご覧ください。

気象庁によると、紫外線の反射の割合は地表面の状態により大きく異なり、

砂浜が25%、水面が10~20%となっているため、海辺などでは通常よりも紫外線の影響を受けてしまいます

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■海で髪を守る方法


海でできるだけ髪を守るには

・海水に髪をつけない

・つばの長い帽子をかぶる

・UVケアをする

・海から上がったら水道の水で頭皮から毛先までしっかり流す


できるだけ髪が濡れないようにすることと、濡れたままにしないこと、紫外線から保護することが大切です。

海の後はサロンケアすることも大切です。しっかり守って楽しく遊びましょう!



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