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韓国語学習について

안녕하십니까.

皆さんは韓国語を学んだことってありますか?K-POPとか、韓国ドラマとか、日本で大変盛んですよね。

韓国語は日本語と大変似ていて、日本人にとって最も学びやすい言語ではないかなと思います。

韓国語の特徴

日本語と文法が似ている
70%が漢字語
日本人からすると、日本語をちょっと変化させたものが多い
(くちゃっとつぶしたような感じ)

語学をスピーチング ライティング リーディング リスニング
の4つに分けるとすると、韓国語は圧倒的にスピーチングしやすいのです。
日本語と文法が似ていますから、日本の言葉をそのまま置き換えればOK.

最初に書いた안녕하십니까.の안녕は、(アンニョン)と読みますが、漢字に直すと、(安寧)になります。あ!わかる!って思いますよね。日本語に訳すと、安寧ですか?と言う意味になります。安寧ってあんま使わないですけどね。

文字がハングル文字であるから、ライティングとリーディングは日本人にとってもちょっとやっかい。でも、慣れると大したことはありません。

 私にとっては、リスニングが一番難しいです。韓国語は日本語と同じく、音便がある言語です。なので、その変化にある程度慣れなければいけません。そういう意味では、動詞の活用とかも大切になってきて、結局難しいと言えば難しいんですよね。

 でも、語学の中では、やっぱり日本人にとって親しみやすいものなのです。

 私は、韓国語を勉強することがあります。その方法は、日本語を韓国語に翻訳する練習です。これがなかなか面白い。パズルを解くようです。そして、アドレナリンが分泌され、結構夢中になれます。

 私が使っているテキストはこれです。

  今はちょっと高くなっていますね。昔の2倍のお値段になっています。ひょっとして転売屋ー?

 この2000年度版の奴も持っています。

 この本を開くと、ニュースが韓国語で載っており、日本訳がそれに対応して載せられています。

 1つのニュースが6~8個くらい。多い時は20個以上に綺麗に区画されています。その1つのニュースの、日本語を、韓国語を見ずに、紙に翻訳していきます。

 とはいっても、最初は全くと言っていいほどわからない。何も書けない。だから、答えを見て書きます。

 そして、次は自分の覚えている部分だけでいいから書く。そうして、見ないでも書けるようになる。

 わずかに語彙力が増えただけ。これだとまだまだです。しかし、これでもいいのです。例えば、この本の最初には、「警察」という言葉がたくさん出てくるのですが、「경찰」です。경が「警」の字に対応し、「찰」が「察」の字に対応します。

 と言うことは、この漢字を使った日本語は、全てそのように置き換えられるようになるのです。

 例えば、「警衛」と言う単語も出てくるのですが、「경위」(きょんうぃ)。「査察」だとすれば、「사찰」(サチャル)です。で、「警査」っていう階級があるので、それぞれ組み合わせれば、「경사」(キョンサ)になりますね。

 この点、英語とかだと、policeと言えば警察ですけれども、査察と言う言葉や、警査なんていう階級があったとしても、全く別の単語になっているのではないでしょうか。

 漢字に対応するハングル文字がわかれば、まだ習ったことの無い単語でも、単純にハングル文字を当てはめてしまえばうまくいく、と言うことが多いのです。

 面白いでしょ?

 で、こんな感じで学習を続けていきますと、置き換えることのできる単語が増えていきます。漢字語の方が入っていきやすいですね。そのまま置き換えていけばいいからです。

 一方、難しいのは韓国語独特の言い回しや、韓国語生粋の単語だったりします。こういうのも、次第に慣れていかなければいけません。

 語学を学ぶときは、センテンスを丸ごと覚えたり、意味のまとまりをそのまま覚えていくことが重要です。

 そうして、覚えたはいいけど、一体どういう意味なんだろうな?と考えて、勉強が深まっていきます。とりあえず使えるようになることです。意味はわからなくても。それは、私たちが日本語を使っているのと同じです。
 「こんにちは」って、なんで「こんにちは」なのか、説明できる日本人っていますかね?


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