一日の終わりに
毎日生活していると、いろいろな人や事柄に嫌な思いをしたり、くじけそうになったりする。
けれどまた、別の人の言葉や親切にホッとして、心落ち着けたりする。
そうやって、日々救われている。
「渡る世間は鬼ばかり」
ではない現実に、ありがたいと感謝する。
ただ、それも場面によって、シチュエーションによって、敵味方がぐるぐる変わる。
味方だと思っていた人の言動に傷つくこともある。
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「みんなわかってくれない」
若い頃は憤りを感じていた。
–—いまは。
そんなの当たり前。
みんな自分のことで精いっぱいだから。
自分のことは自分で守らなきゃいけない。
だからこそ、分かり合える人がいたときのありがたさが身に沁みる。
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一日の終わりに、今日という日はどんな日だったか、振り返る余裕があるといい。
よくやった、がんばったと労ったり、
あのときこうすればよかったと省みたり。
そうして眠くなったらぐっすり眠ろう。
何もかも忘れられる、至福の時間はすぐそこだ。