チームビルディングでかならず通る5つのプロセスと手法ーEditor’s pick<12/11~12/17>
地方創生DAOオンラインサロン編集部です。
今週公開されたコンテンツの中から、DAO編集部の筆者がおすすめする記事を解説とともに紹介していきます。
学び直しや振り返りにご活用いただければ嬉しいです。
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この記事では慕われるリーダーになるための5つのポイントは、
・オープンなコミュニケーション
・共感と理解
・リーダーシップの透明性
・明確なビジョン
・成長と学びの姿勢
ということを解説しました。
リーダーがリーダーシップを発揮して上手くいくチームや組織をつくる際に大切なのが、チームビルディング。
チームビルディングの過程には5つのプロセスがあります。
今日のEditor's pickではチームビルディングで通る5つのプロセスと手法について深掘りしていきます。
チームビルディングの5つのプロセス
チームビルディングは、組織の成熟とパフォーマンス向上のために重要な取り組みです。
以下に、強いチームを作るための5つのプロセスとその過程で取り組むべきポイントを探ってみましょう。
1. 形成期
チームビルディングの最初のステージである「形成期」は、メンバーが初めて集まり、お互いに知り合う段階です。
この時点ではまだ、役割分担や目標が不透明であり、コミュニケーションが十分に機能していません。
リーダーシップが求められるポイントは以下の通りです。
・積極的な対話の機会提供:
リーダーはメンバー同士が打ち解け、お互いの特徴や強みを理解できるような場を提供しましょう。アクティビティの導入や仕事以外の時間に食事会などの機会をつくるのがおすすめです。
・共通の目標設定:
チームが一体となるためには、共通の目標をもつことが大切。リーダーはビジョンを共有し、メンバーがその目標に向かって協力する意識を植え付けることが重要です。
2. 混乱期
「混乱期」では、メンバー同士の意見の違いや衝突が浮き彫りになります。ここでの重要なポイントは、混乱をポジティブな方向に導くことです。
・効果的なコミュニケーション強化:
リーダーはメンバー間の対話を促進し、意見の違いや対立が建設的な議論につながるような環境を整えることが求められます。
・関係構築の質的向上:
単なる雑談ではなく、深い理解を築くためのコミュニケーションを促進します。メンバー同士がお互いの強みや背景を理解すること機会をつくることで協力関係ができ、プロジェクトもスムーズに進むようになります。
3. 統一期
「統一期」では、メンバー同士の相互理解が進み、共通の目標に向けての一体感が生まれます。ここでの焦点は、この結束を維持し、前進させることです。
・組織の方向性を提示:
リーダーは組織の方向性を明確に示し、メンバーが全員で目標に向かってともに進む自覚を持たせます。
・ポジティブな議論の促進:
意見の違いやぶつかることがあっても、建設的な議論であれば積極的に取り入れていきましょう。これにより、チーム全体でより良いアイデアを生み出すことが期待できます。
4. 機能期
「機能期」では、チームが高いパフォーマンスを発揮し、各メンバーが自らの役割を自覚的に果たすようになります。
・自律性とメンタルケア:
リーダーはメンバーの自立して動けるような環境づくりに注力しつつ、同時にメンタルケアにも気を配ります。
メンバーがモチベーションを保ちながら、長期的なパフォーマンスの持続を目指します。
・挑戦と成果の評価:
チームは高いパフォーマンスを維持するために、新たな挑戦に取り組むことも必要。リーダーは挑戦を促し、成果に対する適切な評価を行います。
5. 散会期
「散会期」は、プロジェクトの終了や目標の達成を意味します。しかし、この段階でもリーダーシップが重要です。
・フィードバックと振り返り:
チームは活動のフィードバックを受け取り、振り返りを行うことが大切です。リーダーは各メンバーに対して成長の機会を提供し、今後の方向性を考えます。
・新たな挑戦への準備:
メンバーはこれまでの経験を生かし、新たな挑戦に向けての準備を始めます。リーダーは各人のスキルやキャリアに応じたサポートを提供し、次なるステップに向けてチームを整えます。
このように、チームビルディングの5つのプロセスは組織の一連の成長過程を表しています。リーダーは各ステージでのニーズを理解し、適切なサポートを提供することで、効果的なチームづくりができます。
ぜひ参考にしてみてください。
それでは今日もよい一日を!
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