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とあるお店の店員さん

よく前を通るけど、入店したことがない質屋さんが家の近くにありまして。チラッと覗くと、そのお店にはいつもお客さんがいなくて、店員さんは1人でずっと寂しそうに作業をしているのです。

で、今日家の整理をしていて色々と売却したいものがあったのでその質屋さんに入ってみたのです。すると、いつもの店員さんがデスクにあった書類を急いで片付けて笑顔で迎えてくれました。非常に丁寧な方で、僕の持っていった物を相場よりも少し高く査定してくれたり。そこまでは良かったのですが、最後に僕が持っている時計の話をチラッとすると、その店員さんが鬱憤を晴らすように蘊蓄を語り始めたのです。

そして、なんと僕の査定にかかった時間の倍の時間話してました・・・w
こちらも勉強にはなりましたがさすがに疲れた・・・。とはいえ、普段あまりお客さんがこないから、誰かと話したかったんだろうなと。

帰り際、店員さんが「また来てくださいね」と言ってくれましたがそれは本心に聞こえました。でもこちらはもうそんな長い時間蘊蓄は聞きたくないけどw
誰もが1人は辛い。コミュニケーションって大事なんだなと感じた土曜日なのでした。


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僕は37歳のサラリーマンです。こらからnoteで小説を投稿していこうと考えています。 小説のテーマは音楽やスポーツや恋愛など様々ですが、自分が育った東京の城南地区(主に東横線や田園都市線沿い) を舞台に、2000年代に青春を過ごした同世代の人達に向けたものを書いていくつもりです。