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メディカルフィットネスは継続率が高い理由と、そのために意識していること

2022年明けましておめでとうございます。
みなさまこんにちは。
パーソナルスタジオ「StudioCEL(スタジオセル)」オーナーの水野純一です。


2022年の年末年始は、なんだか今までとは全く違う感情でした。
色々あった2021年の振り返りや、2022年の構想や施策などを温泉やサウナや水風呂や外気浴をしながら考えている内に、仕事始めの日になった感じで、まあこれはこれで悪く無いなと思った次第であります。


そんな中、年末に某フィットネスクラブで働いているトレーナーと話をする機会がありました。

その中で言われた言葉がこれ。
「多分身体が痛いとか明確な困りごとがあると継続するよねー。うちはなんとなく鍛えたいみたいな人はまず3ヶ月続かない」

まあ薄々感じてはいましたが、やっぱりそうなんだなあと思いました。

ということで、理学療法士が提供するパーソナルでのケアやトレーニングを提供している中で"トレーニング継続"の観点で感じることや、トレーナー目線で重要なこと、最後におまけで今年取り組んでいきたいことを少し書いてみます。


重要なのは"予防"のフェーズ


こちらでも触れましたが、昨年9月末から約3ヶ月スタジオセルでお客様と接している中で"メディカルフィットネス"のニーズの高さを再認識しました。
実際に、当店に身体の痛みや不調を訴えていらっしゃるお客様は95%以上が継続して当店に通われます。
それは、身体のトラブルが解消されその方の目標が達成しても(逆に身体のトラブルが解消されても目標達成出来ないとそれはこちらの自己満足)、継続してトレーニングや施術を受けに来られるということです。



ここで、マイナスから0になるというイメージで
「もうあんなに辛い思いはしたくない」という感情になる方がほぼ100%です。
いわゆる"予防"のフェーズに入ります。

ぎっくり腰になった方が、家の中で動けなくなりもうあんなに辛い思いをしたくないから、定期的に身体のケアに通うようなイメージです。

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何も痛みが出たことが無い方にいきなり予防と言っても、日本の保険制度の仕組みもあり響く可能性は限りなく0に近いですが、一度でも痛みを体験した方は別なのだなと常々感じています。
そういった点で理学療法士として医療機関で様々な疾患を担当し、「こうすると再発するリスクが高くなる」という知見がある程度は溜まっているので、その経験が活きています。
その方の身体的な特徴や実際の経験を踏まえ、予後予測を説明します。

その点を踏まえ医療機関と異なり、自費でのサービスなので提供する期間が決まっていないため、継続する方が多いと考えています。


また、トレーニングは基本的に継続がベースであり"筋肉が落ちる"ということがイメージが付きやすいです。
なので、同じ自費分野でも症状が改善したら通いは終了となることが多いと言われる整体分野とも異なり予防の観点の効果&継続率がなるのではないでしょうか。

こういった観点から、トレーニングの継続率は民間のフィットネスジムと比較して高いのかもしれません。


トレーナー目線で重要なのは細かい修正ができること


ここからはそういった中でトレーナー目線で重要なことを。

継続率が高いということは必然的に、
「より多角的に、深くお客様と接する」
分野です。


継続する確率は高いと書いていますが、ずっと同じ施術やトレーニングをしていると飽きが来るリスクももちろん高いです。
しっかりと目標を設定し、その都度お客様の様子を見て細かく修正を加えていくことはより一層大事になってきます。
ダラダラとした60分を提供してずっとお金と時間を払い通ってくれるほど、東京は選択肢が無い街ではありません。


そのために僕自身、身体やトレーニングの分野やその他の分野で日々新しい知識を取り入れ、頭の中を整理しながらお客様に向き合っていくことを2022年も継続して行って参ります。





ただ、あまり綺麗事ばっかり書いても仕方ないので。
この知識を取り入れる部分は正直、経営的な面で頭が一杯になったり様々な慣れていないタスクに追われると難しいということがこの3ヶ月で身を持って体感して良くわかりました。
なので、しっかり1週間のスケジュールを決めるということを今年から徹底しています。これは今まで苦手だった部分でもありますが、何事もチャレンジということで自分と向き合っていく部分です。



あと少し話はズレますが、なんか誤解されていると感じる点を1つ。
「会話が好き」な人がトレーナーに向いているということを良く聞きます。
もちろん間違いではないですが。
少しニュアンスが違うと感じていて、「会話が好き」というよりは「話を聞くのが上手い」人が向いていると思います。

これは似ている様で大きく異なります。正直サッカーと野球くらい違います。そして話を聞くのが上手い方は気付きも多いと経験上感じます。
このあたりは今後仲間を増やしていく上で重要項目であり、文章でより細かく説明できそうなタイミングでまた改めて書こうと思います。


2022年はより動画分野や新たな出会いに注力していく

今年は新たなチャレンジとして動画分野にも力を入れていこうと思っています。
媒体は可能有名なYouTubeですが、サッカーで言うとメッシ級の猛者揃いの中でYouTuberとして収益を上げることが目的になると中々厳しいので、そこは第一優先ではないです。
ただ、やるからにはしっかりまずは今年やり切ろうと昨日動画部隊の新しいパートナーとzoomにてミーティングをしました。





また今年はより多くの人と出会いたいとも思っています。特にセラピストやトレーナーの方々、面識など無くて構いませんのでお茶やランチにぜひ行きましょう。ガンガンDMにてご連絡くださいませ。


自分にとって新しい挑戦だからこそ見えるものがあってキツいことや面白いことに溢れている毎日を、2022年も走っていこうと思います。


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