"整えて、適切に鍛える"このニーズは高い
みなさまこんにちは。
パーソナルスタジオ「StudioCEL(スタジオセル)」オーナーの水野純一です。
2021年9月に東京都中野区にスタジオセルをOPENして早3ヶ月、年末というタイミングも重なり、この3ヶ月で感じたことや想いをこのまとめてみようと思います。
自分の頭の整理でもあるので、まとまりきらないところも出てくると思いますが、まあそれも含めて現状ということで包み隠さず書いていこうと思います。
スタジオセルの現状
まず最初に、OPENから3ヶ月のスタジオセルの現状についてニーズがあるかは定かではありませんが、軽くお伝えします。
1日平均の顧客 →2.8名
平均年齢 →51.3歳
男女比 →男性:17% 女性:83%
エリア →中野区内82% 中野区外18%
現状、数値で出せるものは上記です。
だいたい、想定していた数値にはなりましたが、エリアの話で言うとSNSで以前からフォローしてくださった方で約60分通ってきてくださる方もいらっしゃいます。
ここは意外だったと同時にありがたい思いと、もちろんエリアでお客様への対応や内容が変わることもないのですが、わざわざ多くの時間をかけてきてくださっている方へ満足して頂ける様に、こちらも知識や経験を引き続きを積み重ねていく次第です。
お客様のニーズと理学療法的観点の強みがマッチする
ここからは、数値では表せないところを。
スタジオセルに来てくださるお客様の8.9割は、
①身体の痛みにや姿勢に悩んでいる
②理学療法士(専門家)に身体を見てもらいたい
③運動初心者だけど、運動を始めたい
この3つのニーズがセットです。
「身体が痛くて困っているけど、医療機関に行くほどでもない(診察のみ通っているがリハビリはしない)し、整体もなんとなく不安。けど街中のジムはマシンがゴリゴリで怖い」
こういった方が多くいらっしゃいます。
こういったニーズの方に対し、
・ヒヤリング
・硬くなっている筋肉や硬い動き、左右差のチェック
・必要な施術やストレッチ
・自重やマシンを用いたエクササイズ
・再度ストレッチ、身体のチェック
・身体の状態の説明
主に上記を行っています。
説明などの細かい思考は以前こちらにも書いたので、
ご興味ある方はお読みください。
ポイントは、
痛みの再現(増強)をしない範囲で施術やエクササイズをご提供できて、かつ、その理由を説明できること、です。
逆に言うとこれが出来ないと、スタジオセルにお客様が行く理由は無くなります。
僕が国家資格やこれまで医療機関や、
民間のフィットネス施設で培ってきた経験を踏まえ、
①身体のトラブルの原因を把握→
②安全であり、ポジティブな変化を感じてもらえる施術やエクササイズを提供
こんな流れです。
施術やストレッチで身体を整え、
その状態を維持するために、エクササイズで適切に鍛える。
エクササイズも、闇雲にガシガシ筋肉を鍛えるのではなく、刺激を入れて寝ている筋肉を起こすイメージで行うことも多いので"適切に"という言葉を選んでいます。
そういった中で、自分自身の身体の特徴(左右差、硬さ、歩き方の特徴etc)を感じてもらう良い機会であるとも思っています。
そのためには、こちらからその特徴の理由や、メリット/デメリットをわかりやすく説明する必要があります。
そして、ここも理学療法士的観点がより活かせる分野であると強く感じています。
少し話は脱線しますが、”わかりやすく”説明する、ということが大事です。
ここは教科書や専門書には載っていなくてもちろん国家試験でも出てきません。
なので、僕は隙間時間はTarzanなど一般の方に向けて身体の情報を発信している本を伝え方の勉強をするためによく読みます。
あと、40.50歳代向けの女性誌も読みます。笑
僕は基本的に60分のセッション中45分くらいは雑談をしています。
純粋に人の話を聞くのが好きなのでまったく苦ではないのですが、あまりにも話が合わないとそれは厳しいので。
どんな情報を取るかで読む本を変える必要性は改めて感じています。
また逆に言うと、”痩せたい”のみの20~30代の方はほとんどいらっしゃいません。なので、"ボディメイク"とは少しニュアンスが異なります。
結果的に、ボディメイクの助けになるということはありますが、最初からそれが最優先のケースはほとんどありません。
そして、この土俵に乗って中野にもいくつか存在する大手のパーソナルジムとガチンコで戦う気もさらさらございません。
ただ、実はOPENして1ヶ月はダイエットニーズのお客様が6.7割を占め、僕も上で書いた思考がブレかけたこともここに記しておきます。笑
“整えて、適切に鍛える”をもっと広めていきたい
2022年も、上記で書いた様な内容を、多くのお客様へ届け喜んでもらえる様にスタジオセルを運営していきます。
ただ、
「筋トレをするの?マッサージをするの?何をするの?」
こんな思いの方が多くいらっしゃるのもまだまだ事実。
一言で伝えづらい分野でもあるのです。
現状思いつく言葉は「コンディショニング」ですが、
なんかアスリート感がでてしまい、運動初心者の方からするとハードルが上がりとっつきにくい気がしています。
実際に1度体験して貰えば伝わりやすいのですが、そこに至るまでのハードルは想像以上に高いので。
「病院/ジム/整体3つのハイブリッド」という意味では、
"整えて、適切に鍛える"という言葉をよく使っていて、お客様にもしっくりきてもらう印象です。
この「整えて適切に鍛える」概念を多くの方に広めるためには、
セラピストやトレーナーの仲間を増やすことも必須になります。
なので、僕が発信した情報に共感してくださる仲間を引き続き増やしていきたいと思っています。
そのためには2022年もまずはスタジオセルに足を運んでくださる皆様へ、
「身体ケアを通して豊かな人生を送る」そのためのお手伝いを引き続き行って参ります。
水野 純一
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