主体的に活動するのに必要な3つの事
来週、大田区で行われる生涯学習講座でゲストスピーカーとしてお招きいただきました。
テーマは、「大田区で若者のサードプレイスを考えよう」
以前のサードプレイスの画像は、ここで何を話すといいかなーと思ったことでした。
実施が近づいてきたため、一緒に登壇される方や職員の方と事前打ち合わせをしたときに、ハッとさせられる問いを頂きました。
「なぜ今のような行動、活動が取れるようになったのですか?」
今は当たり前にできているので、改めて言われると思い出すのが難しい…。
答えを考えつつ、もう一人の方の話を伺っていると、自分もそうだったと共感することが多いのに気づきました。
大きく分けると下記の三点です。
意思を表明した
その意思を支援してくれる人がいた
(過程で苦労したけど)達成した
1.意思を表明した
当たり前ですが、これが大前提です。やりたい事が無ければ動きません。
但し、明確ではなく漠然としていて構わないと思っています。
最初の動機なんて小さく、抽象的なものです。
2.その意思を支援してくれる人がいた
これが一番大事な要素です。
表明した意思を受け入れてくれる人、支援してくれる人がいたことで意思は前進します。
但し、これは運の要素が強いと感じています。
何人に言っても共感が得られないこともあるし、共感は得ても条件が合わない(時期が違う、人、予算や場所がない)こともある。
これが嚙み合うと大きく前に進みます。
そのためには、自分が多少変わる必要もあります。
3.(過程で苦労したけど)達成した
いわゆる成功体験です。
往々にして初めてやることがスムーズに終わることは滅多にありません。しかも、トラブルがいつ起こるか、どうすれば終わるか分からないのは結構なストレスです。
ここで挫けずにやり通せたこと、やり通したことの達成感が苦労に勝れば、次にやりたいと思う新たな意思が湧き出てくる気がします。
しかも、2回目は実践知が伴うことやストレス耐性がついて、初回よりスムーズに事が進みやすいです。
講座の「サードプレイス」も明確に答えのないテーマです。
携わる人のはじめの一歩を少しでも後押しできるといいな…と思っています。
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