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顔を見せてビジネスを行うススメ

SNSによって、リアルな顔や名前を特定しないまま
繋がりが作れるようになり
個人がオンライン上でビジネスを行えるようになりました

そういう環境において誤解されやすく、
また私が全くおススメしないことが
「顔を出さないビジネス活動」
「顔を出さないお店づくり」です。

言い換えると、ちゃんと顔や名前を露出することを強く推奨します。(名前は実名、もしくはそれに準ずる芸名を推奨)

なぜか?
それはこの問いがあるからです
「貴方は、素性を明らかにしない人と親密な関係を作りたいと思いますか?」

親密な関係とは、ビジネスでいえば、
何年にもわたって長期的ににお金を払ったり受け取ったりする関係のことです。
お店でいえば常連客の関係です。
そして、ここでいう素性というのが「顔と名前」です。

「顔とか個人名を出してなくても、人気集めてる人いるじゃん!」
という意見は、一部の例外的かつ瞬間的な成功だけを捉えた的外れな意見です。

人の本質的な振る舞いは
信頼が関係(取引)を持続させるために必要なこと
信頼は個人をお互いに知り合うことで生まれること

これは歴史が証明しています。

これはメタバースなど、仮想世界になっても基本的には変わらないだろうと考えます。
(脳の挙動そのものがアップデートされるような数千年後とか数万年後は知りませんがね)

例外として、圧倒的に利便性が高いプロダクトやサービスは、個人の顔や名前が見えなくても利用されます。
コカコーラとか、セブンイレブンとか、Googleとか。
ただ、こういった企業もまた、中の顔や人格が見えないまま利便性だけの勝負をしていると、もっと利便性の高いプレーヤーにお客さんを根こそぎ持っていかれるリスクを背負っていて、
それを解消しようと近年注目されているのが「パーパス経営」です。

個人事業者、フリーランスは
顔や名前を出さずにいたら、そのうち後発・次世代のプレーヤーが同じことをやったときに、すぐに移られちゃいますよ。
まず自分を露出し、自分を知ってもらうところから縁を作りましょう。
それが長期的な成功を支える一歩目です。


※追記
女性の場合「顔や名前などの素性を晒すと危ない」という考えをお持ちの方もいると思います。
その場合も私は露出することを強くおススメします。
駆け出しのビジネスパーソンやクリエイターはデメリットよりもメリットに注目するべきです。
治安上のリスクは別の方法で低減するべきです。(芸名/作家名はひとつの有効な方法です)
個人を特定されたくなければ企業に属すか、趣味の範囲での活動にしましょう。







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