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僕らの世界は闘争と破壊から出来ている

戦争を否定したいという
人の気持ちはとてもよくわかる。

じゃあ、ビジネスを通じて
事業を拡大させた結果、
他の産業や企業が潰れることになって
路頭に迷う人が出て
犯罪者予備軍が産まれてしまっているかもしれないのは
何も問題はないのか。

一生懸命頑張って勉強して
良い成績を取り、良い学校に進学して
その陰で、同じように努力してきた子が
希望する進路を獲得できなくて
その後の人生を大きく変えてしまうかもしれないことは
何も問題はないのかって話。

歴史を振り返れば
文明の創造や進歩は
闘争と破壊を前提としている。

(今このnoteを書いたり見ているスマートフォンだって
開拓と搾取による金属資源と、戦争による技術開発の歴史の産物として創造することができたものだ)

もっといえば
地球に生きる生物全体が
闘争と破壊を含んだプロセスによって
より適した生態系が生き残る仕組みで成り立っている。

いずれのスケールの話についても
闘争や破壊というのが
必要条件というか
世界を回す部品になってる
と言っていい。

だから戦争を否定する、というのは
そういったこれまでの「人類社会の成功事例」「地球の生態系の歴史」に対するチャレンジであるということを自覚して、闘争や破壊を必要とせずにみんながハッピーになれる方法を考えないと
ただ、嫌悪感で「戦争嫌い」って発言してるだけで
世界は何も変わらない。

誰かが言ってたんだけど、

争いを無くしたいんだったら
まず隣にいる人を幸せにしてみな。

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