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娯楽とは?非日常とは?

最寄りの駅前にあったパチンコ屋が潰れて、
フィットネスクラブになってました。

内部構造的にパチンコ屋からフィットネスクラブに造り替えられるのか?と驚きだったのですが、
エンターテイメントの主流がゲームからフィットネスに移っていくのかなぁ…とつい妄想してみたくなります。

それは、エンターテイメントに求める体験価値を、日常に対する非日常、と前提を置いたときに


オン:肉体労働や足で稼ぐ仕事
オフ:座って楽しむ娯楽


オン:デスクワーク中心の仕事
オフ:身体を動かす娯楽

という、オンオフでの身体の使い方という生活様式の変化が起きているのかもしれないし、

オン:計画に沿って進む事業とルーティンワーク
オフ:当たり外れの刺激を楽しむ賭博的娯楽

オン:不確実性が高い外部環境に依存した不安定な労働
オフ:コントローラブルな自己を確認するマインドフルネス的娯楽

という、オンオフでの安定と不安定の逆転が起きているのかもしれない。

そういう仮説に基づくと
日常がどんどん変わっていくことで、さらに次世代のエンタメとして何か主流になるものが出てくるかな?

絵画や料理といった創作の達成感が得られるものとか
農業とか陶芸といった自然回帰的なものとか
子どもと遊んだり老人と遊ぶような地域コミュニティ的な活動なんかが
新時代のエンターテイメントになるのかもしれないな、とも思いました。


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