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脳トレをやった結果、頭が良くなった話

どうも、こんにちは!ハコダです。

気になる記事が目白押しのnote。

そんな中、こちらにたどり着いてくれて、ありがとうございます!
(*´▽`人)アリガトウ

 今回の記事では、僕が約8か月間、脳トレをプレイし続け、結果、頭が良くなったよというお話をします。僕には統計や科学に関する素養もなければ、論文を読み解く根性もありません。なので、かっこよくエビデンスをバンっと示して、スマートに解説!なんてことは到底無理なので、あくまで、僕個人の体験からわかったこと、それをみなさんと共有したい、そういう主旨でお送りします。

「頭よくしたいなぁ」

 そんな方にとって参考となれば、これ幸い…。というわけで、今回の目次です。大きく3項目です。


・実践した脳トレについての概要

Brain N-Back

→使用した脳トレゲーム

 世の中には多くの脳トレゲームがある。今回、僕がプレイしたゲームとは「デュアルNバック課題」と呼ばれるものだ。これはメンタリストDaiGoさんやそのDaiGoさんに情報提供しているパレオな男こと鈴木祐さんがおすすめしているものだ。彼ら曰く「科学的に認められた脳トレはコレだ!」ていうことだったので、やってみることにした。

 どんなゲームなの?て聞かれると、これを説明するのに、なかなか骨が折れる…。いや、やることはシンプルだし、実際にプレイすれば、どんな感じかはすぐに感覚が掴めると思う。プレイする分には簡単なゲームだ。ところが、説明となるとなぜか結構な文字数を割かないといけない。

 とはいえ、ある程度、ルールをお伝えしないとこの先の内容がわかりづらいため、かなりざっくりではあるが説明させていただく。デュアルNバック課題とは暗記するゲームだ。2つの事柄(例えば、場所とアルファベット)を同時に暗記して問題に答えていく。8割以上正解したらレベルが上がって、覚える量が増えて、また問題を解いて…、と、そんな感じのゲームだ。

 今回はデュアルNバック課題をやり続けた僕の身に起こったこと、それを説明するのが主旨なので、ゲームの細かいルールについてはWikipediaさんにお譲りする。

こちらがNバック課題についてのWikipediaのページ↓
(デュアルNバック課題についての記述もある)


 次に、デュアルNバック課題というゲームを具体的に何を使ってプレイしたのか。というと、こちらのスマホアプリだ↓

 こちらのアプリは無料で遊ぶことができる。無料だから、広告は表示されてしまうが、プレイ中はゲームに集中できるようになっているから安心だ。また、作りがとてもシンプルで動作がスムーズ、そして、わかりやすい。ちょっと英語が読めないとしんどいかもしれないが、そこさえクリアすれば、快適に遊べるだろう。あなたがもし、Androidユーザーだったらおすすめだ。しかし、もしiPhoneユーザーだった場合、残念ながら、こちらのアプリはApp Storeにはないので、遊ぶことは出来ない。が、探せば、デュアルNバック課題のアプリは色々あるようだ。


→具体的にどのように実践したか

 このアプリを使って、デュアルNバック課題をやり始めたのが去年の2021年11月16日だった。そこからほぼ毎日やっていた。

 パレオな男の鈴木さんによると1日15分やってなにがしかの結果が出たということなので(元ネタ記事はこちら)、それに従うことにした。15分間のプレイとなると約10回分のプレイになるので、1日10回を区切りとした。

 その調子でたまーにやらない日もあっが、基本的にはほぼ毎日継続した。そして、それを今年2022年7月22日までやり続けたから、実践した期間の合計は約8か月ということになる。


・脳トレ(デュアルNバック課題)をやった結果

引用:いらすとや

→脳みその働きが活発に

 デュアルNバック課題をプレイしている間、明らかに「脳みそが働いてる!」という感覚があった。いわゆる知恵熱のような感じだ。それが心地よかった。筋トレした後のパンプアップした筋肉を鏡で見てるときとか筋肉痛を感じたときと同じような、効果が出てるって感じがある。デュアルNバック課題は脳みそをしっかり働かせてくれるので、脳みそにとっては恐らくいいものだと思う。


→実生活で良い影響が

 プレイをし続けた結果、実生活において良い影響があったと感じた。具体的には以下の3つ。

・暗記力が高まった
・会話力が高まった
・習慣を身に付ける力がより高まった

 しかしながら、これらの効果とデュアルNバック課題のプレイが単純にリンクしているかというと、そうとは思えない。僕は習慣として、このデュアルNバック課題以外にも、日頃から筋トレをして体を動かしているし、Ankiというアプリを使って有用な情報を常に学習しているし、瞑想しているし、食べ物もなるべく健康的なものを食べるようにしているし、睡眠もたっぷり摂るようにしているし、という感じで、頭によさそうなことは結構、日常に取り入れている。だから、どの要素が能力の向上に役立っているのかわからない。

 では、なぜさっきの3つを取り上げたのかというと理由はある。それについて、これから一つずつ説明する。

まず、一つ目の暗記力が高まったことについて。
 デュアルNバック課題は暗記ゲームだ。正解率を高めるには効率よく場所とアルファベットを覚えなければならない。僕はそのためにどうしたらいいのか、と常に考えながらプレイししていた。暗記するための方法をいろいろ試行錯誤していく中で編み出した工夫。それを日常に応用することでいくつかうまくいった経験をしたので、じゃあ、このゲーム、生活に役立ったじゃん、と言えるわけだ。

 正解率の向上のためにいろいろ工夫していく中で、特に有用だった暗記テクニックを3つご紹介しよう。

 一つがイメージング。ゲーム中、提示されたアルファベットを覚えないといけないのだが、そのアルファベットの文字を頭の中で描くと記憶に残りやすかった。

 次に、声に出して読み上げる。オーソドックスな方法だが、やはり暗記するにはなるべく多くの感覚を駆使した方が頭に残りやすい。

 最後に切り分け。例えば、アルファベットがランダム順に提示されて、その文字列を5個覚えないといけないとする。そのとき、先頭のアルファベットはあえて忘れて、後ろの4個を覚えることに集中する。すると、多少、暗記する負担が減って集中力が維持しやすいし、なぜか忘れてるつもりだった先頭のアルファベットが意外と覚えていたりする。

 実際、仕事場でも効果を感じた。僕は物流の倉庫で作業員として働いているのだが、その職場では、商材が入ったコンテナとか作業スペースに対して個別IDみたいなものが割り当てられていて、それを覚えないといけないという場面がよくある。それでさっきの工夫を実際に応用することで、前よりそれらIDを覚えるのが楽になった。つまり、暗記しやすくなったのは、単にデュアルNバック課題で脳の機能が向上した、というよりも、ゲーム中に編み出した暗記テクニックを応用したのが大きい。

二つ目の会話力が高まったことについて。
 ここでいう会話力とは、会話を続けられる能力。僕は会話を続けるのが苦手で、次に繋げる質問とか話題を見つけられず、会話がうにゃ、てなることが度々あった。

 それは今も全然ないこともないが、マシにはなった。以前に比べ、頭の回転が早くなったと感じられるのだ。これも一点目の暗記力同様、脳の機能が高まったというよりも、先ほど挙げたゲーム中に工夫したテクニックが大きいと思う。応用したテクニックはイメージング。僕は相手が話す内容を情景として頭に思い浮かべ、相手に何が起こったのかを想像するようにした。すると、相手に質問したいことが結構、思い浮かびやすくなって、会話を繋ぐのが楽になったし、相手の気持ちに対しても共感しやすくなった。

最後、三つ目の習慣を身に付ける力がより高まったことについて。
 正直、ここは最もデュアルNバック課題との関連が低いかもしれない。が、なぜ効果の一つに挙げているのかというと、毎日このゲームをプレイするという習慣を新たに身に付けることができたからだ。人は新しいことを習慣化したとき、脳が成長すると言われている。変化を受け入れ、順応するという行為が脳の神経回路を増やすという理屈だ。

 確かに「元々、継続する力があったから、あの大半の人にとってつまらないゲームを8か月もプレイできたんじゃないか」とあなたは思うかもしれない。しかし、またこうも言える。8か月も続けたことで、習慣化のパワーが働いて、前よりさらに継続する力がついたんじゃないかと。

 うん、ぶっちゃけ、こじつけ感は否めない。ただ、最近の僕は新しく始めたことが全部続いている。例えば、Twitterの毎日投稿(途切れた日もあったけど)、読書ノートを総まとめしてnoteに記録する企画、お味噌汁を毎日飲む。

 新しい習慣を始めようとしたとき、今の僕は挫折する気がしない。するとすれば、その行動に対して疑問が湧いたときだろう。面倒くさくて断念ってことは、今の僕には起こりえない。それぐらいの自信がある。

 え、じゃあ、なんでデュアルNバック課題、今はもうやってないの?と聞かれたら、それは、そういうことだ。次の記事で詳しく説明するので、よかったら、ご覧いただきたい。


・脳トレを8か月やって出した僕の結論

引用:いらすとや

→脳トレ自体は有用

 脳トレは脳の働きを活発にする。これは恐らく間違いないし、それは脳みそにとって良いことだろう。例外はあるかもしれないが、大抵、人の体って使えば使うほど具合が良くなるものだ。運動能力や筋肉、生殖器だってそうだ。脳トレで脳の機能が高まると言われても不思議じゃない。


→工夫が頭を良くする

 しかし、重要なのは脳トレそのものではなく、向き合い方だと思う。ただ、なんとなしに脳トレをプレイしてても脳みそは働かないし、そこから学べることも少ない。せっかく時間使って、頭よくなりたいと思って脳トレをやっていても、そのような取り組み方では実生活にいい影響は感じられないと思う。だから、プレイするときはいつも、スコアを高めるにはどうしたらいい?もっとうまくやるにはどうしたら?と自問自答し続け、工夫を試みること。それこそが肝要なんだと思う。

試行錯誤こそ、脳トレ。

 これが8か月間、脳トレゲームをしてきた者としての結論だ。問題は脳トレそのものではなく、己の向き合い方にある。


・次回予告

最後まで読んでご覧いただき、ありがとうございます!

 頭が良い方って、見方が普通の人より広かったり、深かったりして面白いですよね。そう考えると、やっぱり対象そのものを問題とするよりは、自分自身がそれとどう向き合うか、そこを問題とした方が頭の良さに繋がってきそうです。今の自分の見方を良い意味で疑いつつ、多様な見方を楽しむ。そういう心持ちを大切にしたいです。

 さて、次回は、僕のデュアルNバック課題のプレイ履歴を公開します。数少ないとは思うのですが、Nバックプレイヤーにとって、他人のスコアは気になりますし、僕も記録として残しておきたいので、またデータをまとめて、ぼちぼち記事にしていこうと思います。

それでは、またお会いしましょう!
(*´︶`*)ノ"バイバイ


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↓デュアルNバック課題に関するnote記事(面白かったです)↓


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