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私はなぜカウンセラーになったのか?

「私はなぜカウンセラーになったのか」創元社(一丸藤太郎編) 大学時代に、臨床心理士の大学教員に勧められて読みました。Amazonで調べると絶版で古本で昨日購入しました。
私はなぜカウンセラーになったのかという問いは、意外に答えるのが難しいというか、考え込む問いです!しかし、臨床心理士の二次面接で、「あなたはなぜ臨床心理士になろうと思ったのか?」は、よく聞かれる質問です。私は聞かれなかったですが、久しぶりにこの問いについて考えてみようと思います!

そもそも私は、日本史や世界史が好きで、歴史学科に行こうと高校時代に思っていました。心理臨床とは全く違う所にいました。しかし、大学の専攻学部について、進路指導の先生から、心理学は大学で初めて勉強するからどうかなと言われ、スクールカウンセラーの先生に職業インタビューする機会をもらい、心理学について調べてみることにしました。
その際に、高校の図書館にある心理学を借りて読むと、パブロフの犬や知覚、学習心理学等少し難しく、進路指導の先生に、難しいからやっぱり無理と話すと、臨床心理学という本は、人間の心に向き合う心理学だから、貴方に合うかもと言われ、河合隼雄先生の臨床心理学ノートを借りて読むと面白くハマりました。
また、夢や記憶の中で、かつて発達検査や療育を受けたり、プレイセラピーを受けたことを思い出し、大学のオープンキャンパスには、心理学科のある大学を見て回りました。その中で、指定校の心理学科に受験することになりました。
話は、高校のスクールカウンセラーのインタビューに戻りますが、先生に、なぜカウンセラーになったのかを聞いた時に、中々答えにくいと言うか難しいなぁと一言言われたのを思い出します。続けて、先生の発達障害の傾向や不登校の体験から、同じような体験をした子供の力になりたいから、目指しましたと教えて貰いました!
私は自身は、やはり兄に脳性まひの障害があり、障害のある子供と出会ったことがきっかけのように思います。私自身の軽度知的障害や広汎性発達障害もあり、障害のある方の支援に携わりたいと思いましたね。また、元々クライエントとして、プレイセラピーを受けていたこと等クライエントの体験があったことが大きいです。

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