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心の底に少しずつ落ちてきていること

大学卒業後、大阪市内のなんば支店で働いていました。 
家から、1時間くらい通勤にかかりましたが 
その頃は、賑やかな場所で働けることに憧れていたので 
配属されて、嬉しかったです。 
 
何年か後、自宅沿線の郊外住宅地にある支店に転勤して 
転勤したときには、残念に思っていたのですが 
 
「こんなに近くて、朝もゆっくりで 
同じ給料って、こっちの方がいいかも…」と 
 
通勤に時間がかからないことのメリットを、本当に実感しました。 
通勤に時間がかからないのは、本当にいいですね。 
 
私は今、50歳ですが 
定年退職後の働き方を考えていました。 
組織で定年退職を向かえてからの、生活というイメージで 
だいたい10年計画で、考えていました。 
 
だから、読んでいる本に 
「そんなこと言っても組織の中では…」と 
心の中でツッコむことが多かったです。 
 
でも、毎日の読書、いろんな方々の生の声を聴いていると 
それまでは、組織の中にゴールがあるように思い込んでいたんですが 
組織に属しているのは、人生の通過点なんだ 
ということが、だんだんと自分の中に入ってきました。 
これは私の中では、結構大きなことでした。 
 
少しずつ落ちてきているなと 
私自身は、感じることがあります。 
 


私の若い頃に、同じ話を聴いていたら 
私はどう行動していただろうか、とふと考えたりしました。 
 
いろいろなことを考えて 
今、自分が組織の中でやりたいことがある 
ということにも気づきました。 
 
外の世界を知ることで 
今の仕事で、いっぱいいっぱいの状態ではなく、フラックができて 
この状況を通過点と捉えられる余裕ができた、と思っています。 
 
心の中のことで、目に見えて何の成果もでていないですが 
10周年の成果でも書こうと思っていたところです。 
 
歳のせいもあって 
気分が上がったり下がったりすることもありますが 
これからの10年で、自分がどんな風になっていくのかを 
楽しみたいと思っています。 

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