【お仕事情報】小説推理・連載「共謀小説家」挿絵
双葉社が刊行する月刊文芸誌「小説推理」にて2020年2月号から連載されている『共謀小説家』(著:蛭田亜紗子 氏)の挿絵を現在担当しております。
明治時代、当時はまだ男社会だった文学界を舞台に、時代に翻弄されながら小説家を目指す女性・冬子と、その夫の知られざる夫婦の物語です。
2020年2月号・連載第1回の挿絵がこちらです↓
挿絵のお仕事も以前からぜひやってみたいと思っていたので、ご依頼いただときはとても嬉しかったです。
双葉社さんに以前ポートフォリオファイルをお送りした際、モノクロ絵のサンプルとして↓の絵を掲載していたのですが、こちらをご覧いただいて、「共謀小説家」のイメージととても合うと感じていただけたようでした。
↑オリジナルモノクロ絵「針仕事」
着物や日本髪など和風な絵を描くのが好きなので、こちらの小説も明治時代が舞台ということもあり、当時の女性の髪型や時代背景などを意識しながら楽しく描かせていただいています。
また、編集者の方から「登場人物の印象を規定してしまう可能性があるので顔をはっきりとは描かないでほしい」というご要望をいただいたので、そこに気をつけながら、物語の情緒が絵を通して読者に伝わるよう、読者の想像を邪魔せずに物語の世界感に誘えるような絵を目指して描いております。
最新号の5月号(2020年3月27日発売)では第4話が掲載中です。
4話の挿絵はこちら↓
一読者として、明治時代の文壇で冬子と夫・春明が夫婦で共謀しながら、どのように生き残っていくのか、毎回続きが気になっています。
小説推理の最新号5月号は、↓こちらの表紙が目印です。
その他のお仕事実績や作品は下記のウェブサイトにてご覧いただけます。
イラストポートフォリオサイト「六月の猫」
https://june06cat.com/
いただいたサポートは、イラストレーターとしての活動費として大切に使わせていただきます。