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【エッセイ】久しぶりに会っても自然に振る舞えるし話が弾む。それを人は友情と呼ぶのかもしれない。追伸、note創作大賞、ありがとうございます。

noteを書くのはずいぶんと久しぶりになってしまいました。気付けば桜が満開です。サクラ咲け、ユメ叶え。どうも、みなさま、お久しぶりです。

ちなみに、「お久しぶり」って言葉を書くと条件反射的にブリブリブリーフって呟いてしまう病気なんですけど、あまりに頭の悪い響きに自己嫌悪に陥ります。
だから今日は「お久しぶり」に続く他の言葉を考えました。それは、ぶりぶりぶりっとブリ大根です。

どうでしょう? これはちょっと良くないですか? ぶりぶりっとした肉厚でブリと出汁がよく沁みた大根。すごく美味しそうで、思わず唾液が口の中に溢れ出て、久しぶりの再会を果たした人と「じゃあ、ちょっと軽く一杯」なんて近くの居酒屋か小料理屋に入っちゃって、酒を飲みながらお互いの近況や思い出話に花を咲かせる。そんな感じが言葉の響きから滲み出てますよね。

どうぞ、皆さま、ご唱和ください。「お久しぶり、ぶりぶりぶりっとブリ大根」。


久しぶりのnoteになったので、近況報告をします。だれも興味なんてないと思うけど、まあ、一つの義理として。いや、決してエッセイのネタがないわけではないですよ、そんなわけないじゃないですか。いやだな、そんな。

先週、3月末の文学賞に応募しました。その作品を仕上げるのに手一杯でnoteを書けませんでした。すみません。
9月に仕事復帰してから、当然のことだけれど小説に向き合える時間が極端に減って、筆もすごく遅くなりました。
本当は3月末は2本出す予定だったのだけれど、1本だけに集中しました。
結果が出るのはまた随分と先になるので、頭から追い払って、書くことに集中したいと思います。

小説以外だと特にありません。すみません、よく言えば平穏無事な、率直に言えば退屈でつまらない毎日を過ごしています。

仕事は復帰後、まだまだ体調に波があるけれどなんとか続けられています。なかなか大きな波ですが、乗りこなしていきたいと思います。オアフの海岸で語り継がれる伝説のサーファーに俺はなる! カモン、ビッグウェーブ!


こんな薄い日々を送ってていいのか、と思うところもありますが、まあ、仕方ない。ドラマチックな出来事なんてそうそうないし、人間、そんなものでしょう。

大事なのは、「なにが起こったか」ではなく、「どこを見るか」であり、「どう捉えるか」だと思います。

例えば、あなたが女性で、大好きで恋する男の子がいたとして、でも片想いだし、恥ずかしくて話しかけられないし、そんな状態だから一切の恋の進展なんかないとします。
出来事としては、なにも起こっていません。それでも相手のことが大好きだから、いろいろと知りたくて、ずっと相手の男の子の様子を観察したり遠くから写真を撮ったりしてるとします。
通行人のいない路地でその男の子が油断してしたオナラの音や、鼻くそをほじって食べた姿を盗み見て、そんなところまでも可愛らしく思う。
それが恋するってことですよね。恋を語るのに、特別な出来事なんていらないのです。何気ない日常をどう切り取って、どう捉えるか。それが大事です。
ちなみに、オナラの音はまだしも、鼻くそを食べるのを可愛く思わないといけないなら、僕は恋なんてしたくない。


というわけで、近況報告でした。
四月中旬〆切の公募にも出したくて、でも原稿は出来上がっていなくて、かなり追い込まれているので、もうしばらく更新頻度は低いままだと思います。すみません。


末筆になりましたが、note創作大賞の中間発表があり、僕の作品「鍵っ子」も残っていました。
この先の結果がどうであれ、ここまで進めたことだけでも望外の喜びです。最終選考を楽しみにしております。
このようなコンテストを開催してくださるnoteスタッフの皆様、膨大な応募作品を一つ一つ選考してくださる各社の皆様、僕の作品を読んでくださった全ての読者に感謝します。ありがとうございます。

それでは、また。

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