幸福調整機関
幸せな時間を楽しんでしまうと、苦痛な生活へと元通りになる損失感の幅が大きくて、耐えられなくなる。
その損失を意識すると、行動の幅が狭くなるから、精神をを消耗して疲れてしまうのは十分承知の上だが、それでも損失の暗闇が怖くてやめられない。
損失感を上回るほどの幸福な行動を求めるべきなのだろうけど、もう数年生きてきて心を満たすものは見つからない。
このまま損失を恐れて生きていく、マイナス方面と向き合って一生を過ごすことからは逃れられないのかもしれない。
どんなに幸せを手に入れても、また普通の生活に戻ると現実を逃避するようにまた幸せを取り戻したくなることは、人間の飽くなき欲望のことを包み隠さず表しているのかもしれない。
プラマイゼロになるよう幸福度の調整ができるように、素直に幸せを手に入れられる喜びをうまく受け入れられるようにしよう。
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