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オンライン授業を実施して私たちができるようになったこと

N高等学校通学コースでは、数ヵ月の間オンライン授業を実施していました。その中で、私たちが新たにできるようになったことがいくつかあります。今回の記事では、この機会に私たちがレベルアップしたことをご紹介させていただきます。

ブレイクアウトルームの操作

オンライン授業では、主にビデオ会議ツールZoomを使用しています。Zoomには「ブレイクアウトルーム」という、参加者を細かいグループに分ける機能があります。これは、授業でグループワークを実施する際に非常に便利です。
オンライン授業を実施する前は「そういう機能があるのは知っているけど難しそう」と感じている職員が大多数でしたが、今では全職員が気軽にブレイクアウトルームを扱うことができるようになりました。

ブレイクアウトルームに参加者を振り分けるときは、参加者に「名前の頭文字を変更してもらう」と、わかりやすくスムーズです。
たとえば「N高花子」という名前ならば、「1班_N高花子」というふうに、班の名前を入れてもらいます。
それでも、数百人の生徒を、それぞれのブレイクアウトルームに分けていくのは時間がかかります。参加者がサインインしていることが条件ではありますが、Zoomにはあらかじめ振り分け先を決めておける機能もあるので、機能を活用しながら作業のスピードをあげています。

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チャットを拾いながら授業

YouTubeLiveやTwitterのライブ配信、ニコニコ生放送など、生配信をしたことがある方は実感があるかもしれませんが、資料を見て話しながら、流れるコメントを拾うのはとても難しいことです。
通学コースには、生配信での授業の経験がある職員はほぼいませんでしたので、「チャットで質問がきても気づかず授業を進めてしまう」「投げかけに対して生徒の反応が大量だったとき、すべてのコメントを読もうとして混乱する」ということが頻発しました。
これについては、「画面の端や別の端末でチャットの画面を常に見られる状態にしておくこと」や「たくさんチャットが流れているときは全てを読む必要はない」ということを職員間で確認することで対応力が上がりました。

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沈黙を恐れない

職員は生徒からのリアルタイムな反応に慣れていることもあり、オンライン授業での生徒の反応の少なさやタイムラグに困惑することがありました。質問を投げかけてからチャットなどで反応が返ってくるまでの間、完全に沈黙が流れ、生徒に指示が届いているのか不安になると沈黙を埋めるように話し続けてしまいます。

しかし、生徒は指示や質問に対して自分の考えをまとめてタイピングしている最中です。先生が話を続けてしまっては、生徒が送信ボタンを押すハードルが高くなってしまいます。先生が沈黙を恐れずにしっかり待つことで、生徒は安心して自分の考えを発信できるようになったと思います。

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待つ

前項でも触れましたが、オンライン環境ではとくに“待つ”ことが重要だと感じています。
オンライン環境では、生徒が「マイクやカメラをONにする」間や「自分の考えをチャットに書く」間、「指示されたワークシートやフォームを開いて作業を進める」間など、待つ機会が多くなります。
目の前に生徒がいる教室であれば目視で状況を確認したり細かく指示したりできますが、オンライン環境ではできるまで生徒を信じて待つことになります。

リアルの環境でも、「皆さんが話を聞ける体勢になるまで待ちます」ということがあるように、オンラインでもしっかり待つことを心がけています。

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まとめ

日々、情勢が変わりつつある昨今。全国的には通常登校が再開している学校も増えてきているようです。

N高等学校通学コースでも7月から通常登校を開始しましたが、まだ情勢的に登校に不安がある生徒や、今後新型コロナウイルスの第2波と呼ばれる事態が起こった際に備えて、「オンラインキャンパス」を設置しました。キャンパスへ登校ができなくても、「オンラインキャンパス」に登校すれば、通学コースのカリキュラムを受講することができます。私たちは、いつでもオンライン体制に移行できるように準備をしています。数ヵ月間のオンライン授業を通して“できるようなったこと”を活かして、今後も新たなチャレンジをしていきたいと思っています。

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学校法人角川ドワンゴ学園の通学コースにてカリキュラム編成を担当しています。 【あしあと】 全日制の高等学校で4年間勤務 →1年間の余暇 →2017年学校法人角川ドワンゴ学園入職通学コース配属 →代々木キャンパスのキャンパス長 →通学コース東日本のエリマネ →カリキュラム編成担当

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