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君と羊文学と青。

こんばんは。
クリスマスが近づき、より一層街が輝いて見えるようになりましたね。いかがお過ごしでしょうか。
とは言っても僕の街は田舎なのでイルミネーションを見るためには車を走らせないといけませんが。

この時期になるとイヤホンを外しても素敵な音楽が流れるようになってるので、誰かが作ったクリスマス用のプレイリストを聴くようにしてます。

つい先日、いつものように歩いてると羊文学の「1999」が流れてました。そういえば最近、有名になったよなと思い、まだ街を歩いてる人の多くが羊文学を知らなかった時のことを懐かしく思います。

とは言っても僕もそこまで大好きというわけではないのですが、YouTubeの再生回数がまだ10万回にもいってなかったころから知っているというだけで寂しくなれています。

この曲を聴くといつも思い出す人がいます。
2年と少し前、コロナ禍真っ只中だった時に2人の距離を気にせずにいれた人がいます。結局付き合いませんでしたが。
その人の携帯のプレイリストに勝手に羊文学とかMr.ふぉるてとかハンブレッダーズとかを追加していました。
当時はあまり有名と言えるほどではなかったため、彼女は初めて聴くと言いながらいい曲だねと言ったのを思い出します。
別に自分が褒められたわけでもないのになんか嬉しくて、ありがとうって言った気がします。

それから少し経って、2人が2人でいなくなって、また少し経った頃に彼女がまだあの曲たち入れてるよと、ふと言ってきました。
彼女に呪いをかけたくせになんか回り回って自分に呪いが返って来ました。
おかげさまで「1999」は彼女を思い出す最低な最高の曲になりました。

インスタの裏アカ(身内アカ?)に時々、音楽を投稿する彼女。
中には僕が彼女の前でアコギで弾いた曲もあったような気がします。
もう戻りたいとは思わないし、多分戻っても彼女はきっと幸せじゃないだろうし。
それでもいい思い出だなと思い出せます。

オンライン授業ばかりでzoomでしか顔を見たことのない同期たちの紛れて隣で授業を受けてみたり、共通の友人が働いている24時間営業のスーパーに深夜に歩いて行って次の日1限から授業あるじゃんといいながら笑ったり、ソフトクリームを食べるのが下手な僕を少し遠くで笑って見たり、きっと幸せだったんだろうなって思います。

そういえば映画も一緒に見に行ったなあ。
多分、彼女の好みの映画じゃなかっただろうけど、時々そのワンシーンを僕の前でしてくれてたりしたなあ。

なんか未練があるみたいな文章になったけど、未練はないです。
少しだけ嘘です。ほんの少しは未練があるけど、今の僕がいるためには必要なものだし、受け入れようと思います。

皆さんも横断歩道を渡る時は白いところだけを渡るようにしてみてくださいね。
もし分からなかったら『青くて痛くて脆い』とかを見てみたら分かるのかなと思ってます。

なんの話だっけ。
タイトル書き忘れてたから僕の好きなRADと彼女との思い出を散りばめて終わりましょう。
今夜はよく眠れそうです。

おやすみなさい。

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