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#ThinkReality A3 体験会 Vol.0 in さっぽろ を半分公開で開いてみた話

こんにちは、じゅんです。
Hokkaido MotionControl Network (#DoMCN)というHoloLens・VR技術好きの技術者コミュニティの勉強会を運営していて、開発者の知見の交流を促進しています。また、元・物性研究者として、研究機関に所属する若手研究者でxRに興味を持つ人を見つけてはHoloLensを被せに行き、開発者コミュニティへの橋渡しを行う事を続けています。これらを適切に表現する職名が無いので、勝手にScientist/Developer Relations と名乗っています。

8/25 (木)にLenovo いわもとさんが札幌に来られるという事でお声がけ頂き、Microsoft Base Sapporoの会場協力のもとThinkReality A3の体験会を開催してみました。備忘録としてまとめておきたいと思います。イベントのツイートまとめは早速発行してますので、気になる方は見てみてくださいね。

経緯

 7月11日くらいに岩本さんからDMが突然来ました。「札幌行くのでうちのARゴーグルかぶってみませんか?(意訳)」という事でしたのでサクッとOKをして会場探しを検討しながら過ごしました。ちょうど同じ時期に、ジャーニーマンさんからDevRel/Japan Conferenceの会場づくりのお誘いもありましたので、もしかしたらMicrosoft Base Sapporoで開催できる方法があるんじゃないか?と思って同時進行していました。

 20日の現地調査の時に、ARスマートグラスとクラウドが絡んでいたら申請できるかどうか尋ねてみたところOKそうだったので試しに申請をかけてみたところ21日には許可が下りました。そうして水面下では開催が決定しました。Microsoft Base Sapporoに選んだ理由は、イベントごとにオフィスをお借りしてお世話になっているさって~さんの負担を減らすためと、ベンダーさんにとっては独自に交渉して体験会場を開けるスペースを確保できた方がよろしかろうとの判断です。

招待制なんだけど公開イベントというチャレンジ

 7月の時点では現在のような感染爆発状態は予見できていました。あまりリスクのある場には出来ないだろうと想定して、最初から完全招待制に変えました。また開催時刻が少し遅い時間になるので体験者数もそれほど多くしない方が良さそうと考え、対象を絞る事にしました。ずばりnreal light/Airのデバイスを触っている事が分かっている道民に優先的に声掛けをすすめ、5人以上参加が見込めたら招待終了としました。実際は都合が合わなかった方も半数おり、3名になりました。1人30分程度体験する時間があれば、ARエンジニアであれば既存デバイスとの違いや良い部分などは把握できそうという見積もりで進めました。

 このままでも十分ではあるのですが、せっかくのイベントでしたので、connpassページもサクッと立てて公開することにしました。こうすることで、新規デバイスに期待する他の地方エンジニアからの関心も可視化できますし、告知もしやすくなります。もちろん事後にもイベント紹介に使うことが出来ますので、建て付けを間違わなければいいことがいっぱいという事になります。工夫した点は、タイトルに[事前招待制]と入れて誤解を防いだことと、「事前招待枠」・「次回がもしあったら参加してみたい枠(今回はご参加・招待できません)」を作った事です。お誘いして残念ながら都合が付かなかったエンジニアさんも次回枠にエントリしてもらうという運用にしました。

 公開したことで告知がしやすくなりましたので、私が気づいていないnrealユーザーの発掘に勤しみました。XRコミュニティイベントを告知するグループ(twitter)、XRおしごとナビ/活動紹介チャンネル(Discord)にそれぞれ道内nreal使い募集のタグつけて投下しました。もしリプライが付けば直接ご案内する計画でした。また、直近の展示会でARスマートグラスをブース展示してたdocomoさん担当者とかに直接メールしてお誘いしました。結果としてはHoloLens meetup最初期のメンバーが集まったので、雰囲気的にHoloLens Meetup同窓会みたいな様相になりました。 次回開催するときはまた違う集客の仕方をする予定です。

 閉会後のアナリティクスはこんな感じでした。ThinkReality A3自体はあまり知られていないと感じていますが私の発信にしてはリンクがクリックされた方なので、普段の投稿より意味は大きかったようです。

本編

 岩本さんはThinkReality A3のPCエディション(オフィス使用向け)、Industrial エディション(屋外・工場使用向け)の二組のバージョンを持ってきてくれて、それぞれデモしてくれました。
 PCエディションでは空中に浮かぶ拡張ディスプレイのデモのあと、PC
のローカル内にあるCADデータの立体表示・操作のデモをしてくれました。
モニタとしては十分明るく、解像度もnreal製品と同等にありますので、作業もできそうです。昔VRChat内で行われた音楽ライブのサーキットフェスの時に多窓で情報を管制塔ごっこをしてましたがあの時を思い出す(より軽量デバイスで出来る)感じでした。

 インダストリアルエディションではモトローラ社製の対応スマホと接続して、没入型コンテンツを展開して歩き回れるARの体験をさせてもらいました。グラスが向いてる真正面方向の1点に操作用のカーソルがある(HoloLens1でいう所のヘッドゲイズ)感じで、それを使ってイベントを起動させたりも体験しました。ハンドトラッキングのデモもこちらで行い、曲げた手指をきちんと認識している様子を確認しました。

懇親会

 今回は久しぶりの再会になるメンバーも含まれていたので、5人で入れる海鮮屋さんを見つけて軽く食事をして終わりました。普段話さない内容(近況とか)を交換できたので、ここはさすがにオフラインならではという感じでした。参加者を増やさなかったのは、この余地をつくるためでもありました。

オフラインイベント開催を通じた役割づくりの話

 今回も目的に合わせて人・場所・発信をアレンジしました。オフラインイベント・ハンズオンサテライト会場に関しては今年の初期から取り組んできましたが、機材関連もバリエーションが出てきました。

春頃は、機材を送ってもらってそれをコチラで管理して機をみて地元の開発者に見せる、みたいなことをやっていました。

夏に入り、技術とセットでエンジニアさんがこっちに見せびらかしに来てくれるようになり、

 8月に入って関東のコミュニティ運営者の方々から会場づくりなどを手伝わせていただき、今回の体験会では、ついにハードウェアベンダーの方が機材とセットでこちらに遊びに来てくれるようになりました(出張のついでとはいえ)。実にいい流れです。

 2月の神戸イベントでのパネルディスカッションでお話した、地方コミュニティでの活動維持の困難さと「多分こうなりたい」のスライドの絵を思い出して、東京コミュニティからの認知が少し良くなったのかな?と感じています。企業ー企業間ではできないことを企業ーコミュニティ間の取り組みで補完できればいいのかな~とうっすらと思っています。

大抵勢いは無くなるので自分もその前提で活動している
右下部分はすこしポジションとれてきたのかも

まとめ

 おかげさまで楽しい体験会にすることが出来ました。関係者のみなさまありがとうございました。健康に気をつけてお過ごしください。次回はもうちょっと参加条件を緩めるつもりではありますので、関心を表明して頂けると対応できると思います。また、これをみんなに見せたい、というものがありましたら協力できる部分もあるかもなのでぜひお気軽にお知らせください(ツイッターとかで)。

以上です。

(2022/8/25 初稿 3168字 120 min)

でもメイン活動はこれなのよね…!

かわいげのないスタンスすぎて誰にも勧められないスタイル(しかし期待を裏切られる事が発生しない)