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はじめてのnote 〜翠と平和の総会

いかがおすごしですか。とてもとても気温の高かった週から、
雨でひといきついている月曜日です。

この10年ほど、NPO法人気功協会のBlogは「ワードプレス」を使ってきましたが、何人かの方のおすすめで、「note」へお引越しを決め、
いま、書き始めました。staff (純)です、よろしくお願いいたします。

気功協会は2年前、新しい事務所「蔦町」に、事務所と自宅、2つの引越しをしました。
みなさんの物心両面の強力なサポートのおかげで、
昨年の決算も、無事黒字。蔦町は緑に囲まれ、ますます使いやすい場に。
コロナ禍の模索から配信という新しい手段も得て、静かに講座の範囲が広がりつつあります。

京都御苑 拾翠亭 縁側からの眺め

そして、6月26日は、今年度の総会でした。
京都御苑内の拾翠亭で、「翠と平和の総会」。
池の端にたたずむ、九條家のお茶室を一棟、お借りできました。

ウェルカムティは緑茶から

来られた方から、小さな茶室へ。
200年ほど前の建物。1年かけて改装したばかりなのに、
どこもしっとり馴染み、技術の高さにしみじみ。
京都岡崎好日居の横山晴美さんが
まずひとくち、中国茶の緑茶を。

西田天香「一事実」を誦む

そして運営責任者、天野泰司のお話。総会の始まりです。
一燈園を開いた西田天香さんの「無所有」というあり方。
それが、気功協会の礎となっていること。
天香さんに倣い、原点に戻って、
私たちも、事務所の鍵を会員さんにお返ししました。
終わる頃、また托していただけるのであれば、受け取ります。

二階へ上がって、「心がおちつく やさしい気功」。
平和を願って。
ウクライナヘ、穏やかであたたかい、みんなの心が届くように。

庭をのぞむ縁側にならぶ「福田」

そして庭師の山下良文さんが、京都山科一燈園で摘んだ茶葉で
自作された新茶、銘は「福田」。
ゆったり飲めるよう、グラスに茶葉を入れ、お湯を落としていきます。
緑のお茶に、翠の庭が透けて見えます。

生後半年の参加者。お庭が気持ち良さそう。
藤棚の下には小舟が。
どこが改修されたかわからない高度な技
にじり口の外は池。船遊びを楽しんだ後、茶を嗜んだのでしょうか。

総会では何度か、事務所や金庫の鍵をお返ししては受け取ってきました。
この時は開放感もあり、何ともいえない気持ちです。
また受け取ると、やはり安心します。

今年は総会の間、今まででいちばん軽い感覚を持って過ごしました。
無事終えて、御苑の大木の下で気功。
暑いかと案じましたが、木陰でのびのび、たいそう気持ちよく動けました。

大きな石と、大きな木のあるエリア。
木に馴染む茶人

何事もなかったように、元の時間に戻っていく拾翠亭。
みどりに満たされた、場の力人の力に大きく動かされ、助けられた
何とも気持ちのよい時間でした。
無事、今年の総会も終了。
みなさんありがとうございました。(純)

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