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「仕事の報酬は仕事」を、考えてみることにした。

「仕事の報酬は仕事」という言葉が頭から離れず、改めて考えてみることにしました。
そのきっかけとなった動画がこちらです。

なぜかというと、最近、「将来、自分はどんなキャリアを歩めば満足のいく形になるのだろうか?」と考えるようになったからです。

決して、輝かしいキャリアを歩みたいということではなく、どちらかというと、自分のバリューを発揮して、不特定多数の困っている人に役立てられる力、その最短距離を狙える人材になりたいと思っています。

しかし、それは結果として、今の上司の仕事を得ることにつながることがわかってきました。

今回は、そのことに気づくまでの過程について書いてみました。
時間の使い方だけでなく、キャリアビジョンを設定する重要性や、キャリア戦略の設計に悩まれている方の、何か参考になれば嬉しいです。
宜しければご覧ください。

タイミーに入社する前はもっと不安だった「キャリア」という化け物。

幸運にも、前職においても入りたい会社に入社したため、周囲の同期よりも理念に共感し、バリューを発揮しようと取り組んでいました。
一方で、大手企業の大規模なリストラが他人事ではなくなってきた昨今、「本当に、このままで大丈夫だろうか」という不安がありました。

そこで、私が望む人生を実現するための中長期的なプランに、タイミーへの入社があったのです。
ただし、その当時と今では、自分の望む人生も中長期的なプランも変わっており、「なんだかよくわからなくなってきたぞ?!」というのが最近の悩みでした。

キャリアビジョンを設定する

私は知的好奇心が強いので、変化の激しいスタートアップは自分に合っていると感じています。
しかし、1日8時間以上の労働は自分に合っておらず(生産性も悪い。)、「今後のキャリアのために、プロフェッショナルのスキルを身につけるため、戦略系コンサルティングファームにチャレンジしたい!」という願望はありません。

妄想に近い「なんか、すごい人」になりたいという関心がないのです。それよりは、もう少し、手前の人の事業に役立ちたい。

キャリアビジョンを設定する上で、
「なんか、でも、あの人みたいになりたい。」という人を想像しました。
すると、数名が浮かび上がりました。

それで、もっと想像を深めると、私の上司も浮かび上がってきました。
「あ、でも、それでいうと上司の仕事は(いい意味で)奪いたい。そして、奪わないと、事業は成長しない。」と思ったのです。

キャリア戦略を立て、目指すべきキャリアを実現することは、登山になぞらえることが多いと思います。キャリアマップなど、その典型でしょう。

「その上で、定期的に他社のスタートアップの人材にも着目してみよう。」
「何年経っても、謙虚に、裸の王様にはならないぞ。」
「必ず、月に一度は、他社のスタートアップで働く友人と交流をもとう。」
など、無数にある山の中から、自分の選んだ登りたい山、私の場合はタイミーで、今のチーム・グループで設定しました。

そして、今の自分のスキル・体力・装備などを考え、頂上に登るためのルートを設計します。
私の場合は、データ分析や、戦略立案、マーケティングなどなど、挙げればキリがないほど出てきました。

自分がやりたい仕事や人生の理想像を考えた時、まずは自分の顧客の社長や会長、役員をはじめ、経営の中核を担う上級管理職にインサイトを与えられる提案を、定期的に実施できる姿だとわかってきました。
引いては、将来、自分が仮に独立したとして、個人のキャリアにも活かせるスキルになります。身につけない理由が見つからないと思えてきました。

どうしても、「出世したい!」「偉くなりたい!」「お金持ちになりたい!」といった欲望がないと、キャリア設計ができなくなる瞬間が出てきますが、意外にも、目の前の機会を活かすことが、もっとも私が望む人生を実現するための中長期的なプランだったため、勝手に気づきを得ることができました。

同じような性格で、キャリア戦略の設計に悩まれている方に、何か参考になれば嬉しいです。今回は以上です。それでは、また。

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