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(雑学)日本語難しい・・・青

3歳になって単語数も増えてきた娘。
先日、散歩中に
「じゃあ、信号が青になったら渡るから教えて」
とお願いすると、
「あ!になったー!」
と大きな声で教えてくれました。

いやいや、娘。
それは緑じゃなくて青だよと言おうとしたものの、確かに色だけ見れば緑も合っている。むしろ、緑が正解な気がする。
と言うことで、気になりだすと止まらない父は少し調べてみました。
まだ説明は理解できないでしょうが、娘に正しい知識を植え付けるために。


使ったのは新明解語源辞典。


色の名。現代では晴れ渡った空の色がその例。同源の語として藍があると言う。
古代日本語では、基本的な色としては、赤・黒・青・白の4つがあった。「あお」の表す範囲は今より広く、主として青、緑、藍を表した。 「青馬」はけの色が黒く青みがかっている馬を言う。現在、緑色の若葉を青葉といい、交通信号の進めの信号を青と言うのも古くからの言い方を受け継いだものである。

さらに、青信号も調べてみました。

青信号

交通機関で進行・安全を示す緑色の信号。緑色に見えるのに、青信号というのにはいくつか事情がある。
青は青葉と言うように、昔から緑を含む広い範囲を差し赤の反対色であったので、赤信号に対して青信号となった。また、緑は名刺を修飾する用法をまれにしか持たないので、緑信号とは言いにくいと言うこともあった。

ここまでくると、だいぶ理解が進みますね。
で、さらにこれらの周辺の単語を見てみると、
青臭い、青田買い、青二才と青には未熟・未成熟な意味があることもわかる。

ちなみに、赤は明るいの意味の形容詞「明かし」の「あか」と同源、つまり明るいことに由来する名と見られるとのこと。

普段使っている日本語ですが、新発見がいろいろありました。
読み物としてもおもしろい、語源辞典。
GWのお供にいかがでしょうか(?)

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