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『中学3年生の息子に贈る、学校では教わらない「お金の真実」』

「私の本はいつも読みやすさを心がけではいますが、今回は特に中学3年生でも読めるように、できるだけ難しい用語を使わずに書いています。でも本当に読んでほしいのは、大人のあなたです。」と述べている本があります。


本日紹介するのは、北海道大学経済学部卒、日本生命保険相互会社(ニッセイ)で15年勤務後、起業し、会員3000人超のコミュニティー・プラットフォーム「信用の器 フラスコ」代表株式会社シナジーブレイン代表取締役、ノート術研究家で、オンラインサロン『フラスコビジネスアカデミー』を主催する、起業支援とビジネス仕組化の専門家でもある安田修さんが書いた、こちらの新刊書籍です。


安田修『中学3年生の息子に贈る、学校では教わらない「お金の真実」』(Gakken)


この本は、実際に子供が気になる、知りたいお金の話を盛り込んで、親子でお金について学び、食卓を囲んでお金の話をしてもらうきっかけとなることを願った書かれた本です。



本書は以下の6部構成から成っています。


1.「お金」ってそもそも何者なの?

2.「働く」ってどういうこと?

3.「会社」って作れるの?

4.「投資」って儲かるの?

5.「詐欺(さぎ)」とは? 悪い大人にだまされないために

6.明日からできること


この本の冒頭で著者は、「お金に関することにどっぷり浸かってきた人生です。」「大人が学ばないことを、子供に学ばせようとするのは間違いです。大人が学んで実践していれば、子供は勝手にそれを見て学びます。」と述べています。



本書の前半では、「お金ってそもそも何者なの?」および「働くってどういうこと?」について以下のポイントを説明しています。


◆ お金の知識は生きていく上で「一番大切なこと」

◆ お金というのは、複利で増える、増え方そのものが増える

◆ 今を楽しみつつ、未来への投資を続ける

◆ お金はどれくらい人の役に立ったかの「感謝の印」


◆ 自分の時間をいくらで売るかという視点で仕事を選ぶ

◆ 将来性のある会社はわからないので、最初の就職先は大企業がお勧め

◆ ムダな経験など何一つない

◆ 貯金をするなら、最初に「天引き」でするしかない



この本の中盤では、「会社って作れるの?」および「投資って儲かるの?」について解説しています。主なポイントは次の通りです。


◆ 生み出した利益を、株を持っている割合で分ける仕組みが株式会社

◆ お金の稼ぎ方は4種類、自由を求めるなら、ビジネスオーナーか投資家

◆ 普通の人が資本家になるには、会社を作って成功するしかない

◆ 投資の正解は、分散して、少しずつ買って、長く持つ



本書の後半では、「詐欺(さぎ)とは? 悪い大人にだまされないために」および「明日からできること」ついて説明しています。主なポイントは以下の通り。


◆ 投資の世界に「ここだけの話」なんてない

◆ リターンがあるなら必ずリスクはある

◆ 損切りは投資だけでなく、ビジネスをしていく上でも大切

◆ 勉強を必死にやり、健康に投資する


この本の締めくくりとして著者は、「大切なことは意外に、学校では教わりません。」「そんな『大切なこと』の代表的な1つとして、お金はあると考えています。」と述べています。


あなたも本書を読んで、学校では教わらない「お金の真実」を学び、実践する姿を子供に見せていきませんか。


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では、今日もハッピーな1日を!【3403冊目】

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