ホワイトノイズはどんな時に有効なの?実用性と悪影響について

ホワイトノイズとは

様々な周波数の音を同じ強さで混ぜて再生する騒音の一種です。
焚き火や換気扇、ラジオ・テレビの砂嵐、雨音などが挙げられます。
結局は騒音の一種です。

またホワイトノイズには様々な効果があるといわれています。よく言われるのが、安眠効果で、ほかには集中力アップ、リラックス効果も期待できるそうです。

ただし、人によって最適なノイズのレベル(音量など)が違います。
誰しもがそのような効果を期待できるかわけではありません。

ホワイトノイズによる効果

よく知られるのはサウンドマスキング効果です。周囲の音を聞こえづらくすることで、安眠効果や集中力の維持をしやすくなります。

人通りの多いところや、夜でも車が走る側であれば、多少なりとも騒音が耳に入ることもあるでしょう。それが気になるレベルであれば、眠れないケースがあります。それをホワイトノイズを流すことで元々の不快なノイズが気にならないようにさせます。そうすることで睡眠へ入りやすくなる安眠効果があるようです。

周囲のざわつきや突発的な物音をノイズで聞き取りづらくさせることで、目の前のことに集中できる環境ができるという効果があるようです。

人は大きいノイズもストレスですが、全く音がないのもストレスになるようです。
多少のノイズがある方が、リラックスできるケースもあるようです。
人は、多少の刺激がないと安心できない生き物なのもしれませんね。

耳は心地よい音に共振すると不快な音が聞こえにくくなる性質があるようです。この性質を応用して、自然な周波数の音をオフィスや街中で流されているのをよく聞きます。

睡眠や集中力を阻害するノイズ(近くの人のいびき、車の騒音、周囲の会話など)を聞こえにくくするのが基本的な仕組みです。
逆に言えば、静かなところでホワイトノイズを流すと逆効果になるケースがあります

ホワイトノイズの悪影響

音量に気をつける(40dB以下が目安)。そうしないと逆にうるさくて気が散ります。
長時間ホワイトノイズを聞かない。耳鳴りや難聴のリスクを引き起こす可能性があるそうです。

まとめ

音に囲まれた生活・職場の方ではホワイトノイズの効果(リラックス・集中力の向上)が期待できそうです。
静かなところでは気になって逆効果になるケースがあります。ケースバイケースで使い分けることが一番良い。

長時間のホワイトノイズを聴き続けることは、耳鳴りや難聴になる可能性があるので時間制限して聞くことが望ましい。

最後に

幸い私が住んでいるところは静かなので、ホワイトノイズを流して寝たところ、安眠効果は得られませんでした。むしろ逆効果で、気になって眠れませんでした。

ホワイトノイズが良いと言う話を聞いて実践してみたのですが、なんでも鵜呑みにするのは良くないですね。

ホワイトノイズに限らず、薬も含めて、多少なりと効果の要因は確認した方が良いと思います。
しかし、実践して気づくこともあるので、理解するまで待つのも損なこともあります。
命の危険がないなら行動してみることもありだと思います。

音に悩んで眠れていない、集中できない人は、ホワイトノイズを流してみることを検討してみてください。
職場だと周りの理解が必要でしょうが、自宅など自分がコントロールできる環境であれば、試してみるのも良いと思います。

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