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ちいさな企業ほど、教科書通りの意味が大きい by 星野佳路社長

 経営者の皆様、おはようございます! そろそろコロナが明けて旅行に行きたい!とウキウキしてきましたね。久々の旅行はリッチに星野リゾートなんていいですね。(もうすこしのがまん。。。)

 会社の人たちと、ちょっと高いけど、星野リゾートに研修でみんなで行きたいね!きちんと星野リゾートの理念やサービスの想いを事前に勉強して行けば、サービスの素晴らしさを勉強することができ、元は取れるはず! という提案がありましたので、早速星野リゾートの本を手に取ってみました。

 ところで、軽井沢の星野リゾート前を通って思い出したのですが、1990年代、スキーの帰りに良く寄っていた日帰り温泉だったことを思い出しました。その温泉旅館が、今や海外を含め、50もの施設を持つ、大リゾート会社になろうとは、本当にビジネスの拡大の早さに驚きます。

 手に取った本は、「星野リゾートの教科書」という題名ですが、この本は教科書通りの経営をすればうまくいく という内容です。冒頭にある言葉、「ちいさな企業ほど、教科書通りの意味が大きい」と書いてありました。

 思い出したのが、師匠の小宮一慶著、「Aあたりまえのことを Bバカになって Cちゃんとやる」という本です。小宮先生や生徒の間では、基本的なABCができてないですねー。などという話し方で通じる単語になっています。

 「自己中を捨てて、利他心を持つ」「一年に365回、人生を振り返る人になる」「散歩のついでに富士山に登った人はいない」など、基本的なこと、当たり前のことをきっちりやることが大切、という意味です。

 星野社長の本にも、同じようなことが書いてありました。「教科書をみつけて、その通りに経営してみる。その多くは、アメリカのビジネススクールで教える教授陣が書いた本である」、と。

 「そのような、経営学の教科書となると、グローバルに事業を展開する大企業のためのものであり、そんなに難しい本は、自分達には関係ないと、思う人がいるかもしれない。しかし、それはあまりにももったいない」 

 先日、エグゼクティブコーチングで、ある社長様と経営理念と戦略を策定していた時、社長さんが描いた絵は、まさしく、「Flywheel の法則」でした。その社長さんに、あれ?ビジョナリーカンパニーの弾み車の法則読みました? と聞いたら、全く知らないとの事。

 すぐにその本を紹介したところ、秒で買っていました。さすが、決断が早いですね。

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  たとえば、戦略の中にはずみ車の法則を入れることは、この有名な本を読んでいればすぐにアイディアが浮かぶはず。星野社長はアメリカの大学院でそのようなことをたくさん学ばれたのだと思います。

 そして、その教科書通りのことを実行し、成功した。教科書通りにやることは、小さい会社ほど実行しやすくリスク回避にもなり、役に立ちますよ、という事です。

 ということで、経営者の皆様、もしお持ちでなければ、先ずは教科書を探してみましょう!

 おすすめは、「星野リゾートの教科書」の表紙にも載っている、「ビジョナリーカンパニー」です。経営理念の大切さ、理念経営の有利さが、過去の膨大なデータとともに説明されています。中古本なら、500円台からありますね。

 本日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。素敵な一日をお過ごしください。

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