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寺尾聰ライブ 2024.0602

せんじつ開催されたレッチリライブをきっかけに今しか聞けない人を聞きに行くかと思うようになる

そのうちの一人が、私にとって寺尾聰という存在であった




私と寺尾聰


入手しやすい3アルバム Reflections Atmosphere standardはすべて聞いている

三十路の男がなぜと思うかもしれないが、意外とシティポップの流れを寺尾聰は汲んでいると筆者は感じている
多くの曲は男女の出会いと別れを歌ったものが多いがその言い回しにはふくよかな意味を含んでいるものが多い

Long distance callだとかは昨今のスマホが普及した現在で聞き直しても感じるものはありますね
冷静に別れた恋人の話を受け止める心情と、久しぶりの連絡に心を書き乱される様子は対比的で面白いですね

歌詞は別の人が書いていることが多いが、作曲のほとんどは寺尾聰自ら行っている

二季物語もそうだが、この曲も緩急が激しい曲が得意だなと感じる
凍える季節と燃える季節を対比にした思い出の振り返りが切ない曲ですね


つまるところ、ハードボイルドないし、哀愁を帯びる男の心情を歌う男の曲を刻まなければならないと思い旅立ったわけであります

いざ、当日

約2時間40分と長丁場のライブを行いました

トークも長かったですが、様々な曲の演奏も行いよかったです
印象に残ったことだと、

・トークから感じるイイ人
人柄がほごらかですてき方だと思いました
またバンドメンバー一人一人のことも紹介していて、本当に信頼している仲間と演奏してるんだなと思いました

ちょっと話が脱線しますが、寺尾聰の曲は間奏が長くとられていると前々から感じていました

どうも話を聞いてると昔から音楽活動をしていたのと一人一人の持ち味を生かしてるからそうなったんじゃないかなと想像しました

当日の選曲は自分が主体だけではなく、メンバーがやりたい曲も選んで行っています

自分のライブなのに自分のライブじゃないような感じが新鮮でした

・回転扉
自分の好きな歌詞はこれですと言って、回転扉を演奏するのはよかったです

とにかく歌詞がいいんですよね


・分かる限りのセットリスト
オリジナル曲で演奏したもの 間違えていたら申し訳ないです

偶然、今夜でピリオド、回転扉、ハバナエクスプレス、二季物語、ルビーの指輪、北ウイング、サスライ

あとは英語の曲だったと思います

・〆の曲
アロハオエを歌っていました

和訳付きをはじめてみましたが、いい歌詞ですね

最後に一言、
「みなさまお休みなさい」
で締める感じ 痺れますね

いざ、行ってみての感想

アルバムは全部聞いてたわたしにとっては満足度が高いライブでした

わざわざ遠出をして、日程を詰めた会がありました
また、ハードボイルドというものは優しさがあっても一つのあり方だよなと改めて思う

今回、訪れた方はわたしよりはるかに年上が多いですが、男性アーティストにしては珍しく、男女半々だったような気がします

その渋さには男女問わず魅力とうつるものがあるのでしょうね

六本木でよくらいぶをやってるそうなので、一度は行ってみたいと思いました

まだロングディスタンスコールやインターチェンジなど聞きたかったなぁと思う曲はあります

あわよくば、トークも楽しみにしています

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