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パワーエクササイズの選択について


ハングのハイプルを入れるかトラップバーのジャンプを入れるのか悩む時があります。
どちらも効果が同じであると考えられます。
水泳選手を対象にハングクリーンプル60-70%1RM×3-4レップ×4-5セット
トラップバージャンプをデッドリフトの10-35%1RM×2-3レップ×4-5セット
10週間実施した場合、両群でスクワットジャンプ、かウンタームーブメントジャンプ、アイソメトリックミッドサイプル、RFDの向上が見られた。
両群間の差もないという論文からどちらを選択をするかを考える必要があります。

データからどの要素を高めたいかによって変わってきます。

時期によって導入するのかどうかを考える必要があります。

COMPARISON OF THE HANG HIGH PULL AND LOADED JUMP SQUAT FOR THE DEVELOPMENT OF VERTICAL JUMP AND ISOMETRIC FORCE-TIME CHARACTERISTICS ,2019からの引用

ハイプルを教えるのかトラップバージャンプを教えるのかプログラムの前後の内容によりますが、トリプルエクステンションを狙うのであればトラップバージャンプを選択し股関節伸展のタイミングを覚えてからハングクリーンやハイプルに移行した方が教えやすいと思います。

どの時期なのかによって変わってきますが、トレーニングの計画を立てていく必要があります。

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トレーニングは試合にむけて準備をしていきます。
どのエクササイズを入れてと考える時にいつまでにこのエクササイズを習得して内容のあるものにするのかを考える必要があります。
ただ形だけを真似ても力発揮にはつながりません。



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