見出し画像

心肺持久力強化について

心拍数を測定をしながらトレーニングをすることで今まで感覚だったものが具体的に評価できるようになります。
体力がないと感じる選手は心拍数が上がるのが早く最大心拍数あたりでの維持をしています。
また、休息時に安静時の心拍数まで落ちてきません。
心拍数の落ちる速度が遅いとしんどいと感じ、体力がないと感じるかもしれません。

最大心拍数とは?

実際に最大心拍数を測定することは可能です。
バイクを使用して全力ペダリングをしている時、疲労困憊まで追い込んだ時など最大心拍数が表示される可能性が高いです。
最大心拍数を測定するには身体に負荷をかける必要があります。

推定最大心拍数で把握する場合は、カルボーネン法が一般的です。


220 - 年齢 = 最大心拍数

最近ではメタアナリシス

207 - 0.7 × 年齢 = 推定最大心拍数

どちらでもいいですが、Polar のアプリではカルボーネン法で計算されます。
生年月日を入力するだけで推定最大心拍数を計算し、その割合によってビジュアル的にみれるようにしてくれています。


Polar Flow

心拍数の見るべきところ

心拍数で重要になるのが、運動開始の上がり方と運動終了後の下り幅を見ることが大切です。
運動終了後から安静時心拍数に落ちる幅をどのくらいの時間で落ちるかを見る必要があります。
体力があるという評価を受けている選手は、運動後から早く安静時心拍数に落ちることが多いです。

心拍数の落ち幅の速度

どれだけ早く安静時くらいである120bpmになるか?
60%台になるかをみると強度が把握できます。
インターバルのようなトレーニングを継続することで落ちる速度は早くなってきます。
また、運動中の心拍数も上がりにくくなります。
どのような評価をしてどのような目的でトレーニングをするか?
この辺りが専門家の腕の見せ所だと思います。

お問い合わせ先

トレーニングをしたいがどのようにしたらいいか?
持久的な能力を上げるためには?悩みがある方はご相談ください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?