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人生の節目としての引越

私のネイタルチャートでの自分の家や居場所を象徴する4室は双子座。
双子座は風のエレメントであり、ジプシーのように点々と移動していくイメージ。遡ると大きな引越しは6回で、移動した場所の周辺でまた引越をしてきた場合もあり、合計すると10回以上の引越を経験してきた。(今更ながら自分で驚いてしまった)

そして、また来月に引越を予定している。
身近な人に、引越をすると伝えると、皆さん驚かれる。
還暦を過ぎて引越というのはかなりのチャレンジャーである。
チャレンジャーにならざるをえなかったというのが実情ではあるが。
私のネイタルは太陽牡牛座、山羊座土星等地のエレメントが強いので、本来は1つの場所で継続して暮らすというのが肌に合うのだが、アセンダントの水瓶座天王星も含めて変革というエネルギーも同時に働いている。

過去の凡その引越のタイミングでのトランジット、プログレスの3重円を作成し、主に公転速度の遅い惑星の配置と、その時々の出来事と重ねてみた。(以下、ネイタルはT、トランジットはT、プログレスはP)

①実家から離れて上京
N天秤座ドラゴンヘッドとトランジット冥王星がタイトに合。
T天秤座冥王星とT蠍座天王星がいずれも15度
支配的な父との軋轢で自律神経系の病気になり、浪人して親元から離れるという大きな転換期。
きしくもT冥王星とT天王星が15度という限界のピークを迎えて別の方向に向かうという象意と一致する。
7室N冥王星にT土星が合で、パートナーシップや父との関係性は継続して強い制約、抵抗感があった。

②就職に伴う引越
仕事を示す10室でT天王星とT木星がタイトに合で、木星の影響もあり、家庭的で私の肌に合う企業とのご縁ができた。そのご縁が未だに継続している。
11室T海王星とT土星がゆるく合で、対人関係においては、自分をありのまま表現できない苦しさの多い時期であった。
TキロンがN太陽と合で、就職はしたものの、一生懸命仕事はしつつも、この仕事で本当に良いのか悶々としていた。
9室T土星とT冥王星とN海王星が合であり、スピリチュアルな世界と現実の世界との間の境界線がつかめないことで苦しんでいた。

③結婚に伴う引越
11室N山羊座土星がT海王星、T冥王星と合
5室N金星にTキロンとP水星が合
10年近く一人暮らしをして、家庭を持ったことでの大きな日常の変化と
同時に家庭を持てたことで自分の傷が癒されはじめたという時期でもある。
T木星も家庭を象徴する5室蟹座入りし、結婚という華やかな時期を象徴している。N6室天王星にP金星が合であることもそれを象徴している。

④東日本大震災に伴う引越
この引越においては、家族や親族間で今までにない軋轢を生んだ。
今回、はじめてその時期のホロスコープを読んでみたが、以下の通り、
冥王星、天王星、土星等の影響による激しい変化と軋轢が象徴されている。
この時期にストレス性の腰痛や眩暈が生じたが何とか正気を保っておれたのも太陽牡牛座の状況は大変でも美味しい食べ物、酒を楽しむ、俳句や読書を楽しむことでバランスを取っていたのだと思う。
N11室土星とT冥王星が合。
NキロンにTキロンとT海王星が合
N天王星にP火星、P月、P水星が合
8室ドラゴンヘッドにT土星が合

⑤来月の引越
T牡牛座天王星とT木星が合でネイタル太陽に接近
N7室冥王星とP火星が合(家内および親族との軋轢がまだ継続)
N天王星とP水星が合、PのASCとT木星、T天王星が合、NのASCにP月が合
PMCにT冥王星が合とPの惑星がASC(アセンダント)やMCと合と軋轢はあるものの新しい展開に向けての大きな節目を象徴していると受け止めた。生活面では不安要素は継続してあるが、冥王星と天王星の変化に委ねるというスタンスでいこうと思う。

今回、引越の凡その時期の3重円のホロスコープを作成したが、本当に驚くほど、その時々の私や家族の出来事そして私自身の内的な状況を象徴していたことがわかった。

継続課題がある中、引越は大きなエネルギーが必要なことではあるが、また私自身の新しい展開に向けて節目と受け止めたいと思う。


今日はエゴラッピンで一番好きなこの曲で、
蘇ってきたさまざまな味わいの過去の体験は、すべてこれで良かったと受け止めることで、次の展開に向かえるように思う。



春雷や線を走らす三重円




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