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何のために?を明確化するとひとりビジネスが超強力になる!

この記事では、佐藤伝さんのベストセラー著書「ひとりビジネスの教科書」をご紹介しています。
今回は、いよいよ最終章である「目指していく未来」についてご紹介いたします。

ひとりビジネスが実現したその先には?

まずは、これまでの「6つのステップ」を振り返ってみましょう。

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迷いの状態から、ご自身の②テーマを見つけて、商品(③コンテンツ)をしっかり作りこみます。そして、④情報発信をしながら集客と販売をして、それを⑤自動化できる仕組みにしていきました。
このように、ひとつひとつ順番に階段を上りながら、そのビジネスを支える「チーム」と「コミュニティ」の大切さをお伝えいたしました。
そうした先に、自分のビジネスで実現したいものがだんだん見えてきたり、掘り下げられたりします。
ここが、今回ご紹介する内容です。

「影響力と意識のマトリクス」を理解する!

伝先生は、「意識とパワーのマトリクス」という図でご紹介されています。
これは、「ひとりビジネス」を
・「意識」の高/低
・「影響力」の高/低

という軸で、以下のように4種類に分けています。

・意識の高い人…「自利」と「利他」を両方満たす人
お客様の幸せ(利他)が自分の幸せ(自利)につながる人を指します
・意識の低い人…「利己的」な人、エゴで行動される人
ご自身が儲かりたくてビジネスをしている人を指します
・影響力の高い人…お客様がたくさんいたり、発信力のある人
・影響力の低い人…お客様が少なかったり、発信力の弱い人

それでは、「ご自身のワクワクをもとに、「ひとりビジネス」を始めた内容」が、次の図の4マスのどこに当てはまるのか見ていきましょう。

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【左下】影響力が低くて意識も低い場合
これではなかなかビジネスはうまくいきません。ジリ貧な状態となります。
【左上】影響力は低くても、意識が高い場合
ボランティアになりがちなケースです。
良いことをしているのに、周りに広まっていない状態を指します。
【右下】影響力が高くても意識は低い場合
利己的なので、グレーゾーンなビジネスかもしれません。
一見、「稼げているからいいか」と思うかもしれませんが、「このまま継続していると、どこかで痛い目を見るケース」が、自然の法則です。
【右上】影響力が高くて意識も高い場合
ビジネスの仕組みを作り上げながら、対価もいただけている状態です。
しかも、色々な人の幸せを創造(クリエイト)していることを指します。

ちなみに、「ひとりビジネス」で目指す部分は、最後にご紹介した「影響力が高くて意識も高い」ところに分類されます。

つまり、自分自身の「大切にしている想い」が商品やサービスとなり、最終的には皆さんに喜ばれて、社会貢献へとつながっていきます。

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それを明確に描く際には、2つのアプローチがあると言われています。
①自分の「ミッション(使命)」を明確にする
②実現したい「ビジョン」を明確にする

まずひとつめは、自分のミッション(使命)を明確にしましょう。
少し大げさな響きかもしれませんが、「命の使い方」とも言えます。自分の残りの命(エネルギー)をどんなことに注ぐのか、考えてみましょう。

そして、もうひとつは「ビジョン」を明確にしましょう。
これは、ご自身が生きている時間だけでなく、死後も含めて、「何を実現したいのか」という部分です。

この2つを自分の中でしっかり明確にすることができると、先ほどご紹介した「意識とパワーのマトリクス」の右上のマスに、自分自身がしっかり根をおろすことができます。

3つの究極の質問から考える!

ミッションとビジョンを明確にするために、今回ご紹介している著者の伝先生は、「3つの質問」を提案しています。
それは、ヴィクトール・フランクル博士の「究極の質問」です。
博士は、アウシュビッツ(ドイツにある最大規模の強制収容所)にとらわれていた際に、ご自身が極限状態を体験したことを「夜と霧」という書籍に記しています。それは、人間の中にある、「(誰にも奪えない)最後の尊厳性」についてです。

質問はこの3つです。
①私はこの人生で今、何をすることを求められているのか?
(「自分が人生に求めること」ではなく、「人生が何をすることを求めているのか」という部分がポイントです)
②私のことを本当に必要としてくれる人は誰か?その人はどこにいるのか?
③その「誰か」や「何か」のために、私にできることは何があるのか?

この本質的な部分をご自身に深く、何度も問いかけて、心の深いところから湧き上がってくる答えを真剣に描き出しましょう。ご自身の人生で、生まれてきた目的につながるような、自分にしかできない、「大切な役割」が見えていきます。
この取り組みを通じて、ご自身のビジネスが「どんな世界を作っていきたいのか」というミッションやビジョンを見つける手がかりとなります。
これは、間違いありません。
この取り組みを経た「ひとりビジネス」で、人を幸せにしていくことは、自分自身の「人生の軸」と「ビジネスの軸」に一貫性があることを指します。
そんな風に、ご自身が「本当の自分」を生きて、幸せになることで、周りの人も幸せにしていきます。

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そして、その3つの問いとは別に、こちらの質問が紹介されています。
使いきれないほどのお金があったら…
自由に使える時間があったら…

「あなたは何をしますか?」

このように、お金や時間の制限を外した際に、心の深いところは何を求めるでしょうか。その部分をオープンにしたとき、自分自身が魂の底から導かれたものを、しっかり「見える化」「言語化」していきましょう。
つまり、右脳と左脳を両方使っていきます
この方法は、今回ご紹介している著者の伝先生だけでなく、「7つの習慣」のコヴィー博士おすすめしています。

右脳…イメージ・感性・直感
全体をとらえることに秀でています。

左脳…言語・数学的思考・論理的な思考
部分部分を分解して捉えることに長けています。

このように、右脳と左脳は、情報処理の分野が異なります
そのどちらも使って、ミッションとビジョンを見える化したり言語化することが大切です。

ビジョン…映像化、絵を描く
・どんな状態になっていたいのか
・どんな人たちとどんな未来 を作りたいのか

ミッション…言葉で書き出す
・自分のビジネスの目的
・人生の目的

これらを繰り返し、自分自身に問いながら表現していきましょう。
そうすると、ご自身の中から湧き上がって見えてきたビジョンやミッションとつながっていきます。このように魂が震えるような感動を、誰しも必ず体験できます。

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そのビジョンやミッションを書き出せたら、今度は実際に人生や仕事で表現しましょう。

つまり、ビジネスとは、価値提供をしてお客様に喜んでいただき、利益を作る仕組みです。ただ、それだけでなく、関わる全ての人たちと素晴らしい経験や喜びを分かち合うことが大切です。これが、「ひとりビジネス」の本質的な部分となります。

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このように、私たちひとりひとりが本当の自分自身に目覚めていき、起業家や経営者として成長しながら、世の中を良くしていきましょう。

「何のために?」を明確化すると、ひとりビジネスが超強力になる!

ビジョンやミッションを明確にすると、次元はとても変わります。
今回ご紹介した「自利」と「利他」という、2つの輪っかを重ね合わせましょう。そして、ご自身のミッションとビジョンを今回ご紹介した質問で視野を広げながら、内側から湧き上がるものをしっかり見える化して、集約していくのです。
そうすると、間違いなくあなたのビジネスの軸は、明確になっていきます。

これにて伝先生のベストセラー著書「ひとりビジネスの教科書」をイラスト図解した記事は最後となります。

この話を読んでみて、ご自身のミッションとビジョンを考える時間を少し作ってみてもいいかもしれません。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

これからも、皆様のご発展と健やかな成功を応援しております。

▼イラスト動画での視聴はこちら!

今回の『何のために?を明確化するとひとりビジネスが超強力になる!』は、こちらのイラスト動画でも視聴いただけます。


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仕事とビジネスの質を高め人生を豊かにする知恵の数々。
ほんの10分のスキマ時間で楽しく学べるイラスト動画シリーズ!
(お忙しい方には倍速視聴もおすすめです)

上記のシートを参考にして、
イラスト思考で描きながら視聴いただくと、
右脳と左脳を活用することで学習効果も10 倍になります!
どうぞお楽しみください。

『何のために?を明確化するとひとりビジネスが超強力になる!』
https://youtu.be/ymy1OBi03rQ


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