【エロ表現あり注意】東京都文京区を舞台にした物語～江川達也の「東京大学物語」

東京都文京区を舞台にした物語「東京大学物語」は、江川達也による日本の漫画作品で、1992年から2001年にかけて「ビッグコミックスピリッツ」で連載されました。この作品は、東京大学を目指す学年トップの村上直樹と彼の恋人である水野遥の周りで展開する恋愛コメディです。偏差値81という高いレベルのラブコメディとして知られ、受験生にとっては必読の作品とされています。

物語は、村上直樹が東京大学への入学を目指す中で、彼のプライド、恋愛、友情、そして成長が描かれます。彼は容姿端麗で頭脳明晰、運動神経も抜群という三拍子そろった男子高校生です。一方、彼の恋人である水野遥は、テニスが得意で天真爛漫な性格の持ち主です。二人の関係は、村上の東京大学への入学試験や、その後の大学生活を通じてさまざまな試練に直面します。

この漫画は、性的な描写が含まれることで知られており、一部では物議を醸したこともありますが、そのリアルな人間描写と心理描写は多くの読者から高い評価を受けています。また、村上の妄想癖や、彼の顔に出やすい感情など、コミカルな要素も物語に深みを与えています。

「東京大学物語」は、ただの恋愛漫画ではなく、日本の教育システムや社会的プレッシャー、青春の葛藤など、深いテーマにも触れています。それは、東京大学という日本で最も権威のある大学を舞台にしているからこそ、よりリアルで共感を呼ぶのです。

この物語は、ドラマ化、アニメ化、映画化もされており、日本のポップカルチャーにおいて重要な位置を占めています。漫画だけでなく、様々なメディアを通じて、多くの人々に愛され続けている作品です。

東京大学を目指すすべての受験生、そして恋愛に悩むすべての若者にとって、「東京大学物語」は、笑いあり、涙ありの青春の一コマを切り取ったような作品であり、読む価値のある漫画でしょう。そして、文京区という東京の一角が舞台となっていることで、東京の日常を垣間見ることができるのも魅力の一つです。

主役は村上直樹。彼はサッカーが得意で、東京大学進学を志望しますが、プライドが高く、時には自分の過ちを認めなかったり、他人に責任を押し付けたりする一面も。そして、ヒロインの水野遥は、村上に一目惚れされるテニス部の明るく純粋な女の子です。彼女は村上と同じ大学に行くことを決意し、東京大学文科一類を現役で合格します。

この物語には他にも、村上の親友でサッカー仲間の佐野や、村上に想いを寄せる鈴木英里など、個性豊かなキャラクターが登場します。彼らの東京大学を舞台にした青春ドラマは、多くの読者に愛され続けています。この漫画は、ただの恋愛物語ではなく、登場人物たちのリアルな心情や社会への適応、人間関係の複雑さを描き出しており、読む人を引き込む魅力があります。さて、あなたはこの物語のどのキャラクターに一番共感しますか？

この漫画の影響はかなりのもので、MARCH以上の高学歴女子にも大きな話題となり、特に慶應女子には村上のファンが多く、「私さー、エリちゃんと同じ文学部だったんだけど、あの子の行動って、なんか読めたよねー」とか、「高学歴女子ってストレス溜まってる分、性欲強いんだよねっ!!」などという言葉をよく日吉や三田で耳にしました。湘南藤沢は知らん・・・

大学受験と性欲の戦いは、男子だけのものでなく、女子にも影響を及ぼすという点では、現在にも通じるなんとも言えない、女性優位の学歴社会をも暗示していました。

また、村上と早稲田政経学部セフレのマキとの情欲シーンなどもかなりリアルかつ過激なシーンもあり、ベッドがきしむ騎乗位での描写は既に既婚だった私にも響いたものです。「エロを描け!　エロを!」と本宮師匠に煽られたという江川先生の画力やエロ描写には納得したし、また、読み返してしまいました。。。

東大の本郷キャンパス、駒場キャンパス、ほかの大学のすべてや、ロケ先なども一通り巡っていたせいか、私にとっもリアリテイ凄すぎで、「東大一直線」や、「ドラゴン桜」とは異なったセックス絡みの隠れざる性欲と学力との関係性や作者のどぎついアプローチには驚嘆するばかりでした。

にしても、夢落ちというラストや、極端に終始美化された水野遥像には落胆してしまいましたが。

ちなみに私の彼女?だった、はるかちゃんは青学でしたけどね。そんなことはどーでもいいか。。。。。。クソ武勇伝のクソ自慢で申し訳ない。

ともあれ、奇跡ともいうべき、中身の全くないウンコまんがと言われればそれまででしょうが、こんな漫画が9年も連載されていたということは評価に値するということでしょうし、需要もまた高かったということなのでしょうね。

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