見出し画像

『就職戦線異状なし』バブル世代の大学生 1991年 

皆さん、わたしのnoteにご興味をいただき、ありがとうございます💁

本作品は、既に社会人だった自分が友人らと渋谷で鑑賞しました。
織田裕二のキャラが光り、また、当時人気女優だった和久井映見が注目されていました。バブル時代の就活がリアルに描かれています。

就職戦線異状なし』(しゅうしょくせんせんいじょうなし)は、杉元伶一長編小説デビュー作で、同作を題材に金子修介監督・織田裕二主演で映画化し、1991年に公開された日本映画

概要

製作はフジテレビジョン、配給は東宝。新卒採用の売り手市場だった当時の日本の風潮を描いた作品で、1991年3月にバブル景気が崩壊した後(バブル崩壊後も1992年春頃まではバブルの余韻が色濃く残っていた)に公開された。

本作のタイトルはドイツの作家エーリヒ・マリア・レマルクの長編小説及びアメリカ映画の邦題『西部戦線異状なし』に因んだものである。

キャッチコピーは「なりたいものじゃなくて、なれるものを捜し始めたら もうオトナなんだよ…」。

公開当時はほぼ無名だった槇原敬之の主題歌「どんなときも。」も多くの人に鮮烈な印象を与え、大ヒットした。

あらすじ

空前の売り手市場と言われた時期、就職活動に奔走する若者達の姿を描く。早稲田大学社会科学部 4年生の大原(織田裕二)は、マスメディアの大手企業に就職して派手な生活を送りたいと夢見る立川(的場浩司)に影響され、とりあえずマスコミ関連企業の就職活動を始めた。大原に好意を抱く友人の毬子(仙道敦子)は、大原をモデルに就職活動本を書き上げようと動向を追う。

6月に入ると、採用が内定した者の話も出始めるが、大原と立川は相変わらず。ある晩、2人は友人の北町(坂上忍)から六本木高級ディスコへ誘われる。北町は父親のコネで既に大手広告代理店の内々定を取り付けていたが、優秀な学生を青田買いで確保したいデパートからの接待を受けていたのだ。VIPルームへと通された一行は羽目を外して騒ぐが、それを快く思わない中年男(本田博太郎)と喧嘩になり、大原は中年男を殴り倒してしまう。

8月からは本採用の就職戦線が始まり、未だ内定が得られない大原と立川は、狭き門である本採用に賭けていた。エフテレビの面接会場で、大原は喧嘩で殴り倒した中年男が面接官の一人・雨宮であるのを知り、エフテレビの面接試験通過は厳しいと予感するが、なぜか試験を次々と通過する。実は雨宮の陰謀であったのだが、葉子(和久井映見)や毬子の助けもあり、難関を突破して最終面接まで残ることに成功した。

その一方、北町は父親の急死で帰郷、立川もマスコミを諦めて外食チェーンに入社することとなり、就職戦線の理想と現実を目の当たりにした大原は、本当の就職とは何なのかを考え始める。

配役
















この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?