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【特撮悪役列伝】ウデスパー/イナズマンF登場


イナズマンFとは?

イナズマンF』(イナズマン フラッシュ)は、1974年4月9日から同年9月24日までNET系列で、毎週火曜日19時30分から20時00分に全23話が放送された、NET・東映制作の特撮テレビドラマ。前作については『イナズマン』を参照。


ウデスパー ガイゼル相当の「右腕」だからウデスパー


ウデスパー
前作第24話から登場したデスパーの参謀。ガイゼルの「右腕」として忠誠を尽くし、ガイゼルからも絶対の信頼を受けている。卑劣な策略家としての一面と誇り高い戦士の一面を併せ持つ。戦闘時は腕にカギ爪、ガトリング銃、ムチなどのアタッチメント・ウデスパーハンドを装着して戦う。これらは左右どちらでも装着可能だが、両腕に同時に装着することはなかった。ガトリング銃はミサイルも発射でき、乱射だけでなく、人質を乗せた飛行船のゴンドラを吊るすロープを一本ずつ切断して見せるほどの狙撃も可能(第4話)。
第7話でイナズマン抹殺の直命を受け、女サイボーグ・ミスワンを利用して渡五郎を殺そうとするが失敗。ミスワンを処刑した後、サナギマンにタイムアップの猶予を与え、イナズマンとの真っ向勝負に挑んだ。ゼーバーイナズマンフラッシュにも耐え抜いたが、皮肉にも自分がミスワンに与えた暗殺用ペンダントによって爆死した。
石森による初期デザインでは左腕が生身であった。

ウデスパーα
第8話から登場。爆死したウデスパーの破片から作られたロボット戦士の一人。体の形状は旧ウデスパーと同一だが、体色は赤銅色であり、少し小さくなった頭部には右に大型の、左に小型の刃状の角が着いている。
ウデスパー回路の「力」を増強して受け継いだが、短気で血の気が多く、何事も力に頼りすぎて粗暴な面が目立ち、手柄を焦る傾向がある。弟であるβとは仲が悪い。
戦闘時には万力状のアタッチメントを右手に装着して使用。βと角を交差させてクロスハリケーンという大竜巻を起こす。

ウデスパーβ
第8話から登場。爆死したウデスパーの破片から作られたロボット戦士の一人。αと同じく形状は旧ウデスパーと同一だが、体色は銀色であり、頭部の中心部に曲刀状の角が装備された。
ウデスパー回路の「知」を増強して受け継いでおり、性格もウデスパー同様に冷静沈着な知略家で、αよりもガイゼルへの忠誠心は厚い。しかし、その正反対な性格のために短気な兄であるαとは仲が悪い。最終的にはガイゼルから合体ウデスパーへの合体手術を強制される。
戦闘時にはムチ状のアタッチメントを右手に装着して使用し、第9話では単独でイナズマンと交戦している。

合体ウデスパー
第10話から登場。αとβに合体手術を行なって誕生させたウデスパーの最終形態にしてデスパー軍団最強のサイボーグ戦士。右半身が銀色、左半身が赤銅色になっている。
強大な力でイナズマンを圧倒するが、戦闘中に動力回路がオーバーヒートを起こしたために撤退し、再び2体に分離された。
第13話で再度合体手術を行ない、欠点を克服して復活。眼や口の部分が黒くなった。左腕のムチの先端を発射する合体ウデスパー落としという新技を使って第14話でイナズマンと戦うが、弱点の眉間にゼーバーシュートを受け、ひるんだところをゼーバーイナズマンフラッシュの直撃を浴びて倒された。
石森章太郎による初期デザインでは五本指の手を模した形状になっており、山田ゴロによる漫画版ではこの姿で登場している。


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