見出し画像

読書「コンカツ」恋も仕事もうまく行かない。そんな彼女が挑むのは、お相手探しの大冒険!

変人、問題児、イケメン。彼女が出会うのは、一癖も二癖もある男たち!
はたして、彼女は結婚できるのか?

「コンカツ」は、石田衣良氏の人気小説シリーズの一つです。主人公は、30代の独身女性で、結婚相手を探すために様々な出会いの場に参加します。しかし、そこで彼女が出会うのは、変わり者や問題児ばかりで、思わぬトラブルに巻き込まれていきます。笑いあり、涙あり、恋ありの、コメディタッチの恋愛小説です。

❤︎❤︎❤︎❤︎

今では当たり前のように使われている「婚活」という言葉は、2007年に週刊誌「AERA」で初めて使われました。

その後、2008年に山田昌弘さんと白河桃子さんの共著『「婚活」時代』が出版されて、広く知られるようになりました。

婚活とは、結婚相手を見つけるためにさまざまな活動をすることを意味します。婚活には、お見合いや合コン、結婚相談所や婚活サイトの利用などがあります。婚活は、晩婚化や少子化の問題に対応するために、多くの人が行っています。

筆者は実際に婚活をしたことはありませんが、むしろ両親の経営する結婚相談所で婚活をしている男女のお世話を仲人役として担当していました。

そんな仕事をする以上、婚活をしている方々の気持ちを理解することがとても重要だと感じました。彼らが直面している問題や苦労、大変さを共有する必要があるからです。結婚している人としていない人の違いを探求するために、私は30年以上前の大学時代から手伝いとして活動してきました。

大掛かりなホテルでの一大婚活パーティーを主催したこともあります。
そのときは理事を務められた皇族関係の方も来られて、記念撮影もしました。
老いた両親に代わって、20代~50代独身男女のお見合いにも数多く立ち会った経緯もあります。

また、自身が離婚してからは、お見合いや合コン、マッチングアプリで経験を積んできました。これは婚活というよりも、婚活男女の意識調査です。
それらの活動の記録はいずれ報告しますが、本書では2012年当時の赤裸々な婚活体験が描かれています。

当時よりも深刻化している婚活は、就活以上に難しいと思われています。年齢に関係なく、18歳から70代の男女が婚活に取り組んでいるのです。 少子高齢化と未婚化の要因となっている恋愛の困難を解決する糸口になれれば幸いです。

以下のリンク先もご覧ください。未婚の方だけでなく、既婚の方も婚活について知ることで、日本が抱えている多くの問題点が明らかになるかもしれません。


(1) 婚活(コンカツ)とは? 意味や使い方 - コトバンク. https://kotobank.jp/word/婚活-188246.
(2) 「婚活」という言葉を最初に使った雑誌は? - BOOKウォッチ. https://books.j-cast.com/2020/02/02010778.html.
(3) 婚活(コンカツ)とは? 意味や使い方 - コトバンク. https://bing.com/search?q=婚活という言葉はいつから定着しましたか%3F.
(4) 婚活とは? | 言葉の定義や由来をわかりやすくご紹介 .... https://k0nka2.com/introduction-1/.
(5) 今どき推し活事情 - 国民生活センター. https://www.kokusen.go.jp/wko/pdf/wko-202307_01.pdf.
(6) undefined. https://bing.com/search?q=.

石田衣良さんの『コンカツ?』


石田衣良さんの『コンカツ?』は、大手自動車メーカーに勤める29歳の智香を中心に、同じく独身の女性3人との共同生活と婚活を描いた小説です。智香は仕事も恋愛も順調に見えますが、両親の離婚や周囲の結婚ラッシュに不安を感じます。彼女は合コンや婚活パーティーに参加しながら、自分の理想の結婚相手を探します。

しかし、出会った男性たちはどこかひっかかるところがあります。智香は本当に結婚したいのか、それとも恋愛したいのか、自分の気持ちに向き合っていきます。一方、同居人の彩野はスレンダーで美人ですが、男性に対して消極的です。

沙都子はバツイチでフェロモン系ですが、子供が欲しいという願望を抱えています。結有はガッつき系でロリータファッションが好きですが、実は一途な恋心を秘めています。4人はそれぞれに悩みながらも、仲良く励まし合います。最後には、みんなが幸せな結末を迎えます。

私の感想としては、この小説はとても読みやすくて面白かったです。登場人物たちの恋愛や結婚に対する考え方や態度は、現代の女性にとって共感できるものが多いと思います。

特に、智香の「結婚はしたいけど、誰でもいいわけじゃない」という言葉は、私も同じように感じていました。結婚と恋愛は違うものだということを、この小説は教えてくれましたね。

また、4人の女性の友情も素敵であり、互いに助け合いながら、自分の幸せを見つける姿に感動しました。

この小説は、結婚に悩むアラサー女性におすすめの良書だと思います。


(1) 『コンカツ?』|感想・レビュー - 読書メーター. https://bookmeter.com/books/4791082.
(2) 『コンカツ?』|感想・レビュー・試し読み - 読書メーター. https://bookmeter.com/books/9160572.
(3) コンカツ? (文春文庫) | 石田 衣良 |本 | 通販 | Amazon - アマゾン. https://www.amazon.co.jp/コンカツ-文春文庫-石田-衣良/dp/4167902966.
(4) ja.wikipedia.org. https://ja.wikipedia.org/wiki/石田衣良.

石田衣良さんの小説は、恋愛小説から青春小説、SFファンタジー小説まで幅広いジャンルの作品を手掛けています。おすすめの小説は、以下のようなものがあります。

『娼年』1:娼夫をテーマにした大人向けの恋愛小説です。映画化もされています。松坂桃李さんの迫真の演技が印象的でした。

『4TEEN』2:14歳の少年たちの爽やかな成長物語です。直木賞を受賞しました。

『美丘』3:魂を燃やし尽くす恋人たちのラブストーリーです。ドラマ化もされています。

『ブルータワー』4:殺人ウイルスが蔓延する世界を描くSFストーリーです。

あとは何といっても『池袋ウエストゲートパーク』ですね。氏の代表作。
後にテレビドラマコミックミュージカル舞台テレビアニメなど幅広いメディアミックスがなされた。ご存知の方も多いことでしょう。


これらの小説は、石田衣良さんの作品の中でもエンターテイメント性が高く、読みやすいところが魅力です。ぜひ読んでみてくださいね😊

最後まで、お読み下さり、ありがとうございました。よかったらスキ、フォローよろしくお願いします😉

この記事が参加している募集

恋愛小説が好き

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?